紫外線が室内に入り込むのは、ほとんどが窓からです。
明るい窓辺では、直射日光の80%もの紫外線が計測されますので、室内の窓辺は戸外にいる時とあまり変わらないということになります。
そこでおすすめなのが、uvカットカーテンです!
また、寝室におすすめなカーテンはどれなのか?
その効果と特徴をまとめてみました。
uvカットカーテンの効果って??
窓の紫外線対策を行いたい場合、カーテンを利用するのがお手軽で効果的です。
一口にカーテンと言ってもその機能はモノによって多々あり、例えば防災カーテンは火の燃え広がりを抑える働きがあります。
また、遮熱カーテンは窓の外側からの熱を抑えます。
そして紫外線を防ぐには、光を遮る遮光カーテンです。
この遮光カーテンには等級というものがあり、この等級によって遮光率が変わります。
等級と遮光率の関係は以下の通りです。
・1級:99.99%以上
・2級:99.80%~99.99%未満
・3級:99.40%~99.80%未満
遮光率の高いカーテンはもちろんuvカット効果が高くなります。
その反面、日差しがほとんど入らないので昼間も照明が必要になります。
昼間にカーテンを閉めたままはどうなんだろう・・・という方もいると思います。
そこで遮光機能つきのミラーレースカーテンです。
ミラーレースカーテンはレースに特殊な加工をしてあり、uvカットはもちろん、遮熱効果や光の反射機能もあります。
また、uvカットでき外観も見れるものや、消毒・抗菌効果があるものなど用途に応じて種類を選べます。
uvカットカーテンと遮光カーテンの違い
uvカットカーテンは、その名の通り紫外線をカットします。
遮光カーテンは、繊維間の隙間を高密度に縫っています。
そのため、屋外と屋内の空気の出入りが遮断され、エアコンの効きが良くなり節電に繋がります。
しかし、カーテンを閉めると暗くなりすぎ、昼間も電気を付けないといけなくなる上に、寝室で使用した場合は、いつ朝になったか分りづらいということもあります。
そこで、等級1級のuvカットカーテンは、日当たりの良い窓に使用すると良いでしょう。
先に述べましたが、遮光カーテンは高密度に縫っています。
加えて裏地の間には、黒糸を挟み込んでいます。
その結果、断熱効果が高まります。
一方、朝が弱い人や寝坊がちな人は、光が遮られていることがその要因になっていることもあります。
朝日をしっかり浴びたい人の場合は、遮光カーテンは使用しないほうが良いかもしれません。
ご自分のライフスタイルに合わせて、使用するカーテンを選択してください。
uvカットカーテンの他にuvカット効果のあるフィルム
カーテン以外でuvカットを行う方法として、uvカットシートを窓に張る方法もあります。
カーテンと違い、部屋全体が暗くなることもなく、一度貼っておけば紫外線の事を考えなくて良くなります。
シートには以下のような様々なタイプがあります。
・すりガラスのようになっている目隠しタイプ
・何回もはがせるタイプ
・平たいガラスにのみ貼れるタイプ
・複層ガラス、網入ガラスにも貼れるタイプ
そしてシートには遮光率も記載されていますので、ご自宅の窓ガラスの種類・用途に合わせて選択を行ってください。
ただし、複層ガラス・網入ガラスは熱割れの危険があります。
これらは専用のシートを使用する点のみ注意してください。
このuvカットシートの購入先ですが、ホームセンターやネットで購入できます。
また、uvカットフィルムを使ってuvカットを行う方法もあります。
uvカットフィルムはガラスフィルムの一種です。
ガラスフィルムにはuvカット以外にもいろいろな効果があります。
・遮熱効果
・断熱効果
・防犯効果
・目隠し効果
こちらも用途に合わせて選択しましょう。
寝室のカーテンを選ぶポイント
眠りたいのになかなか寝付けない経験がある人は沢山いると思います。
そんな方におすすめなのが、寝室のカーテンを変えることです。
なぜなら、安眠と寝室のカーテンには深い関係があるからです。
まず、寝室の色です。
色には人間の神経に働きかける効果、例えばリラックスさせる等があります。
赤・オレンジなどは元気の出る色と言われていますが、神経を興奮させる効果もあります。
よって、この色のカーテンを寝室にセットすると、
興奮してなかなか寝られなくなる、ということになります。
次に、寝室に入る光です。
寝室に光が強烈に入る部屋では、朝日が安眠の弊害になります。
朝日対策に有効なのが遮光カーテンです。
普通のカーテンでは裾から光が漏れたりすることで安眠できない場合があります。
遮光カーテンなら光を遮りますのでそんなことはありませんし、uvカット機能もあります。
もし寝付きが悪い方は、カーテンの見直しをしてみてはいかがでしょうか。
寝室におすすめするカーテンの効果
遮光カーテンは、外の光を遮断することに優れているため、寝室に用いると、質の良い睡眠をとる事ができます。
また、uvカットの効果もありますので、自身や家具の日焼けを防止したい人にもオススメです。
室内の光を外に漏らすこともないため、プライバシー対策としても有効です。
そして、遮光カーテンは室内の熱を逃がさない働きがあります。
日中で温まった部屋の気温を、夜まで保つことができます。
同様に、暑い日は外部の熱い空気をカーテンが遮断してくれるため、冷房代の節約にもなります。
この遮光カーテンですが、購入する際にはカーテンサイズに気を付けましょう。
窓より小さいカーテンを購入してしまった場合、せっかくの遮光カーテンも、隙間から光が漏れてしまいます。
オススメは窓に対して一回り大きいサイズです。
また、音が気になる方は、「防音カーテン」もあります。
防音カーテンとは、音が通りにくい素材でできたカーテンで、近隣の生活音が気になる方に特にオススメです。
この「防音カーテン」を購入するときには、窓とカーテンの間の隙間がなくなるよう、こちらも窓より大きいサイズのカーテンを選択しましょう。
防音カーテンには「裏付用防音カーテン」という、現在使用中のカーテンに取り付ける種類のものがあります。
こちらを活用してみるのも良いでしょう。
リラックス効果のあるカーテンの色はベージュ!?
寝室にもっとも適したカーテン、言い換えれば睡眠にもっとも効果のあるカーテンは、何色のカーテンでしょうか。
それは「ベージュ」のカーテンです。
なぜなら、「ベージュ」がもっともリラックスできる色だからです。
「青」や「緑」もリラックスできる色で有名ですが、「ベージュ」はこの2色以上にリラックスできる色です。
しかし、寝室をベージュ一色にするのは、とてもおしゃれとは言えません。
そこで、寝室のベースカラーをベージュにして、差し色として濃い目のブラウンを設定すると良いでしょう。
カーテンもベージュ地に色柄のある生地を選びましょう。
そして、uvカット効果のあるものを選べば、外部の光が遮断されるため、さらに安眠効果が良くなります。
カーテンだけでなく、寝具も忘れずにベージュにしましょう。
たとえ電気を消した暗い寝室でも、カラダは色を感じ取っています。
快適な睡眠、そして快適な朝を迎えるため、リラックスできる色で構成された寝室にしましょう。
寝室のカーテン選び
いかがでしたか?
カーテンにもたくさんの種類がありますね。
リビングなど、日中過ごすことが多い部屋にuvカットカーテンなどがおすすめです。
逆に寝室などでは、遮光カーテンで光を通さないものや、防音カーテンなどで睡眠の質を上げる効果のあるカーテンが良いです。
それぞれの効果を有効活用し、部屋に付けるカーテン選びの参考にしてみてください。