黒は重厚感のあるインテリアコーディネートをするのに適した色で、黒の割合が多い部屋は、“重苦しい”や“狭い”といった印象ももたらします。
一人暮らしの女子などワンルームや狭い寝室に、一見格好良さそうに思える黒ベッド+黒ベッドカバーの組み合わせを置いてしまうと、窮屈な印象になってしまいがち。
黒のベッドが欲しいと思った時、ベッドカバーやベッド周りにどんな色を使うとおしゃれな部屋になるのかご紹介します。
おしゃれ女子おすすめ!部屋のベッドに黒を使う!
女子の部屋と言えば可愛らしい小物や暖色系の家具などが並んでいる、明るい雰囲気をイメージしますが、モノトーンでまとめた室内に黒いフレームのモダンベッドを置いてもなかなか素敵ですよ。
床の色は暗めのブラウンにすれば、まるでホテルの一室を思わせる部屋が出来上がります。
大人っぽさを増したければ、シーツや枕カバーなどは高級感を出すために、ライトグレーのものを使いましょう。
白でも良いのですが、上品さというよりは清潔感の方が目立つので、魅力の方向性が少し違います。
どうせ白を加えるのなら、いっそのことコントラストを際立たせるために、ブラック&ホワイトのリネンにしてみましょう。フレームからリネンまで、黒一色で揃えるのも悪くありません。
ラグや照明など、家具にも黒を使い、そこにアクセントとしてシルバーのものを置けば一気に華やかな印象を受けます。
おしゃれなムードを出したければ、シルバーが使用されている何かを配置するのをおすすめします。
女子おすすめ!黒+カラーで寝室部屋をおしゃれに
女子の部屋にあえて黒い色の家具を置くなら、他の色と組み合わせて無機質なイメージを和らげてやると良いでしょう。
例えば黒いフレームのベッドには、白い掛けお布団を合わせてみます。
ベッドとクッションのカバーは鮮やかな赤を使えば華やかさと同時に暖かみも感じさせるデザインが完成しますよ。
これならダークブラウンの床とも相性がぴったりでしょう。
黒いレザーベッドに白のカバー、赤い毛糸で編み込まれたベッドスローもおしゃれですよ。
モノトーンの部屋には赤などの濃い色をひとつ、アクセントとして加えるだけであっという間に雰囲気が変わります。
ブルーも混ぜればなお良いですね。
紫色の布地を使えば何処か高貴なイメージを感じさせますし、黄色のストールや枕カバーなら明るくなります。
寝室の壁にアクセントとして入れた色と同じ色の壁掛けを飾れば高級感が増しますよ。
アクセントクロスがそのひとつですが、これは壁の色を部分的に変えるものなので、賃貸では恐らく許可が下りないでしょう。
ベッドスローなら誰でも出来るので、是非やってみて下さい。
寝室部屋には黒いカーテンもおすすめ
男子の部屋でよく黒いカーテンを見かけますが、女子が使っても違和感はありません。
照明を落とし、家具の色も寒色系や茶、灰、黒などで揃えると、全体的に落ち着いた雰囲気が生まれるでしょう。
難点は白と違って重たい色ばかりなので、室内が狭く見えてしまい、若干の息苦しさを感じさせます。
そこで単色ではなく、何かの柄や模様が入っているものを選ぶことをおすすめします。
そしてくつろぐスペースであるリビングを避け、寝室に使うのが最適と言えるでしょう。
近頃は黒、白、グレーの3色でまとめる人も多いようですが、ずっと見続けるのは疲れてくるため、グレーではなく茶系統の色に変更したり、木製の家具を配置すると良いでしょう。
部屋の中が明るいと寝付けないという人には遮光カーテンが合っています。
これなら日光を防げるので、安眠が期待出来ますよ。
紫外線もカットしてくれるため、肌や家具の日焼けを気にする人も一安心です。
反対に、室内の明かりを外へと漏らすこともありません。
そのため誰かに迷惑を掛けることもなく、プライバシーも守れます。
寝室部屋に高級感を出したい女子は、黒+赤!
部屋のコーディネートには悩みますよね。
特に女子はおしゃれな雰囲気をなるべく出したいところです。
今回はいくつかの家具の組み合わせをお教えしたいと思います。
是非試してみて下さい。
・ベッド(黒) リネン(白) 椅子(黒と赤)
アクセントに暗めの赤を取り入れたモノトーンの部屋です。
赤と黒の照明を階段のように取り付けて、その上にモノクロの写真を飾ってみましょう。
・ベッド(茶) リネン(グレー) 椅子(黒の柄物) クッション(赤) ラグ(黒と赤)全体的にはグレーを使い、アクセントとして赤を加えます。
ブラウンのダブルベッドの両サイドには赤いシェードランプを、足下には赤と黒のラグを敷くと良いですよ。
窓には明るめのグレーのロールスクリーンを掛けましょう。
・ベッド(黒) リネン(白と赤) 椅子(黒と赤) カーテン(赤) ラグ(グレー)
壁の一面だけを黒色に、違う面の窓には赤いカーテンを取り付けます。
ベッドの周辺は白と赤で固めましょう。
まるでホテルを連想させる部屋へと変わりますよ。
・ベッド(グレー) リネン(白と赤) 椅子(黒) ラグ(白)
こちらも壁は黒がメインですが、ベッドの近くを飾る色にグレーが加わっています。
全体的にまとまりがあります。
・ベッド(黒) 椅子(赤) ラグ(白と黒)
優雅さを秘めたラグに鮮やかな赤のソファを合わせました。
ベッドの足下に広がるスペースを上手く使った部屋です。
寝室部屋のお布団に黒いビニールを使った裏技
部屋の中はもちろんですが、特にお布団というものはダニの温床になりやすい場所です。
女子も男子も几帳面な人はこまめにお布団を干すことでしょうが、それでも湧く時は湧きます。
ダニは蒸し暑いところを好み、反対に乾燥しているのは大嫌いという性質を持っています。
しかし湿気は少しずつ籠もってしまいます。
どうすれば乾燥させられるのでしょうか。
方法はとても簡単です。
お布団を黒いビニールや布で覆い隠してしまいましょう。
こうすると温度は上がり、お布団は乾いたままという絶好の環境が生まれます。
ダニは乾燥しているところでは動けず、フンも出来ません。
つまりダニの発生源が作られないのです。
布やビニールは市販されている専用カバーを使うか、適当な大きさのものを用意しましょう。
ダニは50℃以上の熱でなければ死滅しないというしぶとさを持つので、中途半端な温度だと生き残ってしまいます。
そのためただ干しただけでは全てを撃退することは無理でしょう。
ですが湿気を取ればアレルギーにはならなくて済むので、普段からおお布団は干すようにしましょう。
ダニを減らす!!黒い布団カバー
女子も男子も悩まされるのがダニやカビの存在です。
部屋の隅やお風呂場、お布団などあちこちに発生するのでとても厄介ですよね。
ダニの弱点は高い温度と乾燥した空間なので、そのような環境を作ってやることが重要です。
しかしダニを死滅させるのはなかなか大変です。
お布団を干しても、日が当たっていない部分に逃げ回るだけなので根本的な解決にはなりません。
有効なのは50℃以上の熱を最低でも20分は浴びせることですが、それだけの高温を維持するのも難しいことです。
そこで役立つのは黒い布やビニール袋です。
これでお布団を包めば、干す時間が短くてもかなりの熱を吸収してくれます。
専用グッズが市販されているので、機会があればチェックしてみて下さい。
種類によっては花粉も防いでくれるので、花粉症やアレルギーに困っている人の助けにもなってくれますよ。
忙しい毎日を送っている中、時間を見つけてお布団を干すのは重労働なので、使いやすさを優先しましょう。
おしゃれな女子には
黒は部屋を狭く見せ、一人暮らしなど狭い部屋には向かないと思われがちですが、黒に+カラーを入れるなどすることによって華やかになりおしゃれな部屋になること間違いなしです。
白地に黒い物を組み合わせてモノトーンにまとめる時に、一色だけ色を加えてみると一際目立って印象深いコーディネートになります。
ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。