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カーテンを使った「防音対策」は外の騒音に対して効果的?

2018.11.13

カーテンの遮音機能は、今や特別高額になる事もなく、普通の安価なカーテンにもついている事が多くなっています。

ただ、この遮音機能は本当に効果的なのか、疑問に思う事もありますよね。

そこで今回は、防音カーテンは本当に効果を発揮するのかという点と、おすすめの防音対策をお伝えします。

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気になる防音カーテンの効果!「音を遮る」とは?

防音カーテンの効果をお伝えする前に、まずは言葉の意味を明確にします。

「音を遮る」事を防音とも言いますが、防音カーテンと混同してしまうため、この記事では「遮音」で統一します。

そして、音を遮る性能を「遮音性」と呼び、遮音性のあるカーテンを「防音カーテン」と呼びます。

ただ、「音を遮る」という言葉は少し曖昧ですね。

まず、「音を遮る」という言葉は二つの意味で使われます。

一つは、私たちが家の中で発した音が漏れないようにする意味で使う場合です。

もう一つは、外の騒音を軽減する意味で使う場合です。

この二つのうち、遮音性が期待できるのは前者です。

それは一体何故でしょうか。

次項では、外の騒音とは何かを具体的に示し、防音カーテンの効果が及ばないのは何故なのか解説します。

外の騒音に対する防音カーテンの効果

今回、外の騒音の代表的なものとして、自動車の走行音による騒音を挙げます。

自動車の走行音による騒音は、低音域から高音域の全域に亘って80デシベル程度発生します。

ここで大切なのは、全域に亘って大きな音が発生する事です。

防音カーテンは、高音域になるほど遮音性が高いと言われています。

実際に、ある実験では中音域の遮音性が超低音域の2倍であるという結果が出ています。

従って、全域に亘って大きな音が発生すると、中音から高音域程度の遮音性しかない防音カーテンでは、低音域の音は防ぐ事ができないため、交通騒音を遮断する事は難しいのです。

つまり、家の中では低音域の音を発する事が少ないため防音カーテンで遮音できますが、外の騒音には多くの低音域が含まれるため、防音カーテンでの遮音が難しくなり、効果は薄くなるという事です。

音の伝わる仕組み

ここまで、自動車の走行音は低音域から高音域の全域に亘って大きな音が出るため、低音域は防音カーテンでの遮音は難しく、効果は薄いというお話をしました。

しかし、そうであれば人間の声もカーテンでは防げないのでしょうか。

何故そのような疑問が出てきたのかと言うと、人間の声は低音域なのです。

その疑問にお答えするために、ここからは音の伝わる仕組みについてお伝えします。

まず、音の伝わる仕組みには空気伝播音と固体伝播音の二つがあります。

空気伝播音は、空気中を伝わって耳に届く音になります。

主に、空気伝播音は人の声やフライパンで炒めている時の音などに含まれています。

この空気伝播音は、音源からの距離が離れるほど音のレベルは弱くなるため、カーテンや壁などの遮蔽物(しゃへいぶつ)によって遮断する事ができます。

一方、固体伝播音とは、床や壁、天井などに振動や衝撃となって伝わる打撃音になります。

主に、まな板で包丁を切った時の音やマンションの上階に住んでいる人の足音に含まれています。

この固体伝播音は、床や壁自体が振動するため、他の部屋への振動を防ぐ事は難しいです。

つまり、人間の声は低音域であるものの、空気伝播音であるため、防音カーテンで遮音できるという事です。

防音カーテンに多い特徴

ここまで、音域による遮音性の違いと音の伝わる仕組みについてお伝えしましたが、続いては防音カーテンの特徴をお伝えします。

主な防音カーテンのタイプは二つです。

カーテンの裏地をアクリル樹脂で作るタイプと、カーテンを複層構造にするタイプです。

まずは、裏地をアクリル樹脂で作るタイプについてご説明します。

アクリル樹脂は、ガラスよりも透明性が高く、ガラス並みに強度が強い素材です。

そのため、アクリル樹脂は遮音性の他に遮光性も兼ね備えていて、カーテンの素材として使われる事が多いのです。

続いて、カーテンの複層構造についてお伝えします。

何故、複層構造にするのでしょうか。

それは、音をカーテンで吸収あるいは跳ね返すため、カーテンが分厚いほど遮音性が高くなり、効果的になります。

そのため、少し高めのカーテンであれば、3層あるいは4層程度にコーティングされています。

ただ、アクリル樹脂の入っているものや、生地の層が厚くなるほど価格も上がります。

スピーカーなどの空気伝播音を防音するより効果的な対策

ここまでは、空気伝播音を防音カーテンで遮断する事について述べましたが、防音カーテンの防音効果では心もとないという方もいる事でしょう。

皆さんは、家で音楽を聴きますか?

特に、ステレオで音楽を聴いている方は、隣の部屋に音が漏れて怒られてしまうケースや、逆に隣の部屋から音が漏れてきて迷惑を被った事もあるかもしれません。

スピーカーで音量を上げれば、空気伝播音として音が伝わります。

そして、大音量ともなると、マンションやアパートの構造にもよりますが、隣の部屋まで音が伝わってしまう事もあります。

また、アパートやマンションの構造といいましたが、壁が薄いとより音が通ってしまいやすいです。

そこで防音としてカーテンの他におすすめするのが、吸音シート、または吸音ボードです。

吸音シートとは、吸音材が音を吸収して、音の反響を小さくする機能を持ったシートの事です。

そして、壁にも取り付けられるようにボード状になっているものも販売されています。

この吸音シートやボードの中でも代表的なものに、フェルトがあります。

その中でも硬質吸音フェルトボードのフェルメノンがおすすめです。

次項では、このフェルメノンについて詳しくご説明します。

防音におすすめ!フェルメノンの効果

フェルトは、「フェルト化」という獣毛に熱や圧力、振動などを加えて絡み合い離れなくなる原理を利用して、たくさんの短い繊維を機械的・化学的もしくは熱処理によって、布のような形状にしたものの総称になります。

そして、フェルメノンは、ポリエステル製を100%使い、高圧縮加工によって高密度の板状に硬質吸音フェルトに成型したものとされています。

そして、この硬質吸音フェルトにすることで、室内の音を吸収するし反響を抑える効果があると言われているのです。

そのため、床にシートを置くことで、歩く音などを吸収し、騒音を和らげる効果が期待できるのです。

この面では、音を抑えづらい固体伝播音に関しても多少は効果が期待できるのではないでしょうか。

そして、フェルメノンに関しては、人が不快に感じやすい音に関して吸音効果が効きやすいとされているのです。

また、壁のクッションとしても利用できるため、お子さんのいる家庭にも適していると言えるでしょう。

そして、取り付けに関しても壁の構造に合わせた取り付け方ができるため、多くの方に使っていただけるかと思われます。

そして、他の吸音材に比べて安価で済ませる事ができる点もポイントが高いですね。

周りへの音に気を使っている方は、是非、防音カーテンと併用して取り付けを検討してみてください。

音が気になる方は防音対策を

いかがでしたか。

今回は、音域によって遮音効果が変わる点と、音の伝わり方についてご説明しました。

音の伝わり方に関しては、空気伝播音と固体伝播音があります。

固体伝搬音に関しては、防ぐことは難しいですが、空気伝播音に関しては対策法もあります。

また、フェルメノンなどの吸音シートを床に敷くなどすることで、固体伝播音を少しでも防ぐことに繋がります。

防音カーテンも効果的ですが、是非フェルトの吸音シートを併用して、様々な音に対しての防音対策をしてみてください。

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