システムキッチンの人気メーカー4社とおすすめ製品!

新築やリフォームをする場合、システムキッチンの選び方には頭を悩ませるものです。

機能や性能面、お手入れのしやすさなど、こだわりたいところはたくさんありますね。

今回は、システムキッチンを扱う人気のメーカーとおすすめ製品の特徴をまとめました。

気になるメーカーや製品があったら、ぜひショールームへ足を運んでみてください。

今や台所のイメージはない!現代のキッチンの在り方とは?

「女性の城」と言われていた台所ですが、現代では積極的にキッチンに立つ男性も多くなり、キッチンの在り方や使い方が見直されてきています。

今や、家の北側の暗い一角に位置するかつての「台所」のイメージはなく、南の明るさを取り入れた家族の集う楽しい「キッチン」へと変わってきました。

また、キッチンは料理をつくるだけの場所ではなく、お客さまをもてなす場としても変化しています。

さらに、IHクッキングヒーターや食器洗い乾燥機など、効率よく家事ができる機能面も向上しています。

キッチンは一日の生活の中でも使用頻度が高く、重要な住宅設備のひとつです。

お料理をする方の使い勝手はもちろんですが、家族の生活スタイルやインテリアのテイストに合ったキッチンが選べると良いですね。

今回は、システムキッチンを扱うメーカーとおすすめ製品の特徴をご紹介しますので、気になるメーカーがあったらショールームへ足を運んでみることをおすすめします。

「百聞は一見に如かず」ということわざがあるように、実物を見てみることが一番です。

また、実際のサイズ感を確かめられるので、キッチンに立ったときの使用感をイメージしやすいでしょう。

そして、気になるキッチンに出会えたら、その場で見積りを依頼しましょう。

アドバイザーの方は、きっと親身になって相談にのってくれるはずなので、予算内で理想のキッチンに近づける選択肢が見つかるかもしれません。

次項からは、システムキッチンを扱う人気メーカーをピックアップして、おすすめの製品と併せてご紹介します。

おすすめのキッチンメーカー【クリナップ:ステディア】

まずはじめにご紹介するのは、日本で初めてシステムキッチンを開発したメーカー「クリナップ」です。

クリナップの多くの製品は、高品質ステンレスを採用しています。

ステンレスは、熱・臭い・水汚れ・サビに強いのでキッチンに適した優秀な素材です。

調理中の汚れもサッと拭けば落ちるので、お手入れが簡単です。

さらに、継ぎ目がなくガスとIHが一体になった新時代のコンロ、「ハイブリッドコンロ Dual Chef(デュアルシェフ)」を設置することもできます。

炒め物などの強火はガス、煮込み料理はIHと、用途によって使い分けることができ、本格的なお料理が楽しめそうですね。

おすすめする製品は、2018年9月に発売されたばかりのこちらです。

【クリナップ:STEDIA(ステディア)】

クリナップの代表的な人気製品「クリンレディ」がモデルチェンジして、「STEDIA(ステディア」になりました。

キッチンというよりも、家具という印象を受けるようなデザインで、インテリアの一部として調和する美しさがあります。

「流レールシンク」は、シンク内の水の流れが計算され、ゴミや油汚れが排水溝までスムーズに流れ、汚れにくさと洗いやすさが兼ね備えられています。

ワークトップは、ステンレス・アクリストン(人工大理石)・コーリアンの3種類から選べます。

扉柄は5クラス38色あり、扉のハンドルもシンプルなものからアンティーク風なものまで種類が豊富です。

おすすめのキッチンメーカー【タカラスタンダード:レミュー】

続いておすすめするのは、「タカラスタンダード」のシステムキッチンです。

タカラスタンダードと言えば、熱や湿気に強い「ホーロー」が魅力のメーカーです。

ワークトップはもちろん、扉・キャビネット・レンジフードなどあちこちに高品質ホーローが使われています。

ホーローはガラス質のため、表面が水や湿気をはじき汚れが染み込まないので、お掃除のしやすさは抜群です。
筆者宅でも愛用していますが、白色にも関わらず汚れ知らずで、お手入れの簡単さを日々実感しています。

【タカラスタンダード:レミュー】

レミューは、当メーカーの中でもハイグレードな製品で、比較的お手頃な価格帯になっている印象です。

ワークトップは、アクリル人造大理石・クォーツストーン・ステンレスから選べます。

また、収納を引き出しタイプか扉タイプで選べるので、使い勝手に合わせた収納にすることも可能ですよ。

おすすめのキッチンメーカー【リクシル:リシェルSI】

続いては、ライフスタイルやインテリアのテイストに左右されることなく、自然に馴染む「リクシル」のシステムキッチンをご紹介します。

リクシルは、キッチン専業メーカーであったサンウェーブが、住宅機器や建材のメーカーと統合してできた会社です。

また、大容量のキャビネットのおかげで収納力抜群で、小物ポケットがあったり、フライパンを取り出しやすい設計だったりと、調理がしやすい工夫が施されています。

レンジフードの「よごれんフード」は、ついつい後回しにしがちなファンの掃除が不要なので、ストレスなく使えそうですね。

では、おすすめの製品をご紹介します。

【LIXIL(リクシル):リシェルSI】

リクシルの中でも高価格帯のシステムキッチンで、設備機器やカウンターの選択肢など、幅広く用意があります。

ワークトップには、焼きものならではの味わいのある表情の「セラミック」を選ぶことができます。

セラミックは、熱・汚れ・傷に強い特徴があります。

そのため、高温の鍋やフライパンをそのまま置くこともできますよ。

また、収納も特徴的で、扉が斜めに開き、テコの原理を利用して軽い力で物を取り出しやすくなっています。

シックで丈夫なキッチンは、安心して使うことができそうですね。

おすすめのキッチンメーカー【パナソニック:ラクシーナ】

「パナソニック」と聞くと、電化製品のメーカーというイメージが強いかもしれませんが、システムキッチンでも見た目の美しさ・機能性ともに優れた製品が揃っています。

主婦目線で細かく設計された点が多く、使いにくかった3口コンロを改善して、横並びにする画期的なアイディアが採用されています。

さらに、4口の横並びコンロ「マルチワイドIH」を選択することも可能です。

では、おすすめの製品をご紹介します。

【Panasonic(パナソニック):ラクシーナ】

ラクシーナはなんと言っても、カラーや取っ手のバリエーションが豊富です。

そのため、理想のキッチンを叶えられるでしょう。

また、シンクは、人造大理石とステンレスからお好みの方を選ぶことができますよ。

そして、「PaPaPaシンク」と呼ばれる仕様が採用されているのが特徴です。

カウンターとシンクの間に隙間がないため、汚れにくくお掃除がしやすい設計になっています。

また、それだけではなく排水溝が奥の端に位置してあることで、シンク内も有効的に使うことができる工夫がされています。

取り入れて損はない!家事を楽にするおすすめ機能2つ!

近年のシステムキッチンはデザイン性だけではなく、機能面も大変優れています。

新しく取り入れるシステムキッチンには、家事を楽にするべく期待もしたいものですね。

最後に、あると便利な機能とおすすめのメーカーをご紹介します。

●食器洗い乾燥機

食器洗い乾燥機を導入すると、食後の片付けの手間と時間が大幅に省くことができるのは最大のメリットですね。

その上、水道代の節約にもつながると言われているので、おすすめです。

特に【パナソニック:食器洗い乾燥機】は、深さがあるので、水筒や深鍋なども入れることができ、奥まで手が入りやすい設計になっているので扱いやすい製品です。

もちろん、洗浄力も優秀ですよ。

●タッチレス水栓

水栓に触れなくても、センサーに手をかざすだけで吐水・止水ができる機能です。

調理中の手で直接触れずに済むことで、衛生的に使うことができます。

おすすめは、【リクシル:タッチレス水栓 Navish】です。

センサーが感知しづらい、黒色のもの、透明のもの、鏡面のものなどに対しても感知精度が向上しています。

操作時に検知音が出るので、吐水・止水が耳でも確認しやすいですよ。

魅力的な製品で理想のキッチン空間に!

各メーカーともに、それぞれ魅力が詰まったシステムキッチンがたくさんありました。

選ぶポイントは、見た目の美しさ・機能面・使いやすさ・お手入れのしやすさなど、さまざまです。

また、キッチンに求めるものの優先順位・予算などを明確にしておくことも大切です。

理想のキッチンに近づけて、立つのが楽しくなるような場所になると良いですね。