お布団やベッドにカビが!特徴を抑えたカビ対策が重要!

秋になると、猛暑は終わり、夜も快適に過ごせる日々が多くなりますね。

しかし、秋の時期はカビにとっても過ごしやすい時期のため、繁殖しやすくなっています。

そこで今回は、お布団やベッドにカビが生殖しづらい環境を作るために、カビの特徴から対策などをお伝えします。

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お布団やベッドに付着するカビの増え方や特徴

お布団やベッドに付着したカビの対策についてお伝えする前に、そもそも私たちが見ているカビはどのようなものなのでしょう。

私達が肉眼で見えているカビは、胞子と菌糸が合わさった状態で存在しています。

胞子とは、植物で言うと種のようなもので、カビの初期段階です。

ちなみに胞子の大きさは、数ミクロン(ミクロンは1ミリの1/1000の長さ)と言われており、風や静電気によって空気中を漂っています。

一方、菌糸は、糸のように細い細胞が連なったもので、胞子が成長した状態です。

つまり、カビは胞子の状態から発芽し、成長して菌糸になるという成長の流れです。

菌糸が成長すると、生殖細胞を作って新たな胞子を作って飛ばします。

そして、再び胞子が菌糸に成長します。

これを繰り返すことによって、カビは瞬く間に増殖するのです。

さらに、カビには従属栄養という特徴があります。

従属栄養とは、他から栄養を得る必要がある生物のことを指します。

そのため、カビは生きるために菌糸から、水分や栄養分を取って成長します。

カビはコロニーとして増殖する

ほとんどの方が、お風呂場や湿度の高いところにカビが生えているのを見かけたことがあるでしょう。

しかし、1つの菌糸だけを確認しようとしても、とても小さいので、肉眼で見ることは不可能です。

それでは、私達が普段目にするカビは何故見ることが出来るのでしょうか。

先ほどもお伝えした通り、カビは従属栄養という特徴を持っているため、他から栄養を得なければ生きていけません。

つまり、カビは生きるために繁殖し続け、胞子を飛ばし続けるのです。

繁殖し続けたカビは、「コロニー」という集落のように集まって大きく成長します。

その後も同じように、移動したたくさんの胞子は、菌糸に成長し続けて、また新たなコロニーを形成します。

たくさんの胞子と菌糸が集まったコロニーになって、初めて私たちの肉眼で見ることが出来るのです。

次項では、お布団やベッドにコロニーを形成する理由をお伝えします。

なぜお布団やベッドにカビが付着しやすいのか

先ほどもお伝えした通り、カビは他から栄養を得ないと生きていくことが出来ません。

そのため、継続的に栄養が得られる場所にコロニーを形成します。

カビが主に栄養とするものは、水分・ホコリ・食べかす・皮脂・人のアカとされています。

そのため、私達の体から出る汗や皮脂などはカビの栄養になるのです。

ちなみに、私たちは寝ている間にペットボトル2本分ほどの汗をかくため、寝ているだけで毎日お布団やベッドに汗が染み込みます。

しかも、カビ好みの気候は気温20℃~30℃、湿度70%以上とされているため、お布団やベッドの寝汗に集まった胞子が生殖を続けて菌糸となり、コロニーの形成に繋がります。

そして私たちは、お布団やベッドに付着したカビを見つけるのです。

次項からは、カビ対策についてお話ししていきます。

お布団やベッドのカビ対策

それでは、お布団やベッドのカビ対策の方法をご紹介します。

その方法は「シーツの交換頻度を高くする」、「換気を良くする」の2つです。

【シーツの交換頻度を高くする】

先ほどもお伝えした通り、お布団やベッドにカビの栄養となる汗が染み込むことで、コロニー形成の確率が高くなります。

しかし、汗に直接触れるのは、お布団やベッドではなくシーツです。

同じシーツを長期間使えば水分が通りやすくなり、さらにお布団に汗が染み込みやすくなります。

そのため、シーツの交換頻度を高くするというのが1つ目の方法です。

本来は、毎日交換するのがベストとも言われていますが、「毎日交換するのは大変」という方もいるでしょう。
その場合でも、少なくとも週1回は交換するようにしましょう。

【換気を良くする】

続いて、カビが過ごしやすい気候は「湿度70%以上」の環境なので、湿度を低くするというのが2つ目の方法です。

外の空気と部屋の空気を入れ替えるのと同時に、湿度を下げる効果もあります。

さらに、カーテンも開けて窓を開けると、部屋に日差しが差し込みますね。

日差しには殺菌作用もあるので、こちらも併せて行いましょう。

カビ対策に良いとされる「すのこベッド」とは?

前項でカビ対策についてお伝えしましたが、もし、お布団やベッドを変えることが出来るのであれば、すのこベッドをおすすめします。

すのことは、太い木の角材に、薄い木の板を直角に何枚も張り付けたものです。

板と板に隙間が出来るため、通気性が良く、温泉などの床にもよく使われています。

このすのこを使用して作られたベッドを「すのこベッド」と言います。

では、お布団やベッドとの主な違いは何でしょうか。

まず、お布団やベッドは下に隙間がなく、寝ている間にかいた汗や湿気の抜け道がないので、汗が染み込みやすくなります。

しかし、すのこベッドは床板に隙間が空いているので、湿気が床下へと抜けていってくれるのです。

そのため、通気性が良く湿気が充満しないため胞子が集まりづらく、コロニー形成前に他の場所へ移動します。

ただ、基本的に15cm以上床から離れていないと湿気が逃げにくいとされているので、床に敷くタイプのすのこベッドより、脚付きすのこベッドの方がカビの発生を抑えられます。

すのこベッドに使用する木材次第で効果が変わる?

ここからは、すのこベッドの形状と材質をお伝えします。

まず、形状は「折りたたみ式」と「設置式」があります。

【折りたたみ式】

折りたたみ式はスペースを取らないため、部屋を広く使いたい方におすすめです。

さらに、折りたたみ式の方が安価ですので、まず折りたたみ式から試してみるのも良いでしょう。

【設置式】

設置式は、今までのお布団やベッドのような安定性を求める場合におすすめです。

すのこベッドの材質は主に「檜」「桐」「杉」「パイン材」の4種類です。

【檜】

檜は吸放湿効果や耐水性が高く、消臭脱臭効果や檜の香りによりリラックス効果が得られ、抗菌防虫効果もあります。

しかし、デメリットとして高価であることが挙げられます。

【桐】

桐は、湿度が高い時には膨張して湿気の侵入を防ぎ、乾燥すると収縮して通気性を良くします。

木材の中で最も軽く、個々の木による差がそれほどないため、すのこベッドに向いている材質です。

【杉】

杉は木目がまっすぐで、空気を多く含むため断熱性に優れています。

さらに、他の木材と同じく吸放湿効果があり、安価です。

【パイン材】

パイン材は、香りや材質の柔らかさによってリラックス効果が得られるのが特徴です。

ただ、吸放湿効果に関しては他の木材には劣ります。

4種類の材質の中から自分に合いそうな材質を選び、カビが発生しにくい寝心地の良い寝具にしてみると良いでしょう。

カビは見えないうちに対策しよう

今回は、カビの特徴からカビ対策までお伝えしました。

普段からシーツを交換する頻度を高めたり、またお布団を天日干しするのも1つの方法と言えるでしょう。

ベッドを変えることが出来るようであれば、すのこベッドにすると換気が良くなるのでぜひ試してみて下さい。