インテリアを楽しむためにリビングにオブジェを取り入れよう

リビングのインテリアを変えてみようと思った時、まずどこから手を付けるでしょうか?

家具を動かすのは難しいし、お部屋の広さを変えられるわけでもないので、小物や飾りを替えるという方が圧倒的に多いのではないかと考えます。

しかし、いつもよりもう少しインテリアコーディネートに拘りたいと思った時には、リビングにオブジェを飾ってみてはいかがでしょうか?

置くだけで簡単なのに存在感があるオブジェは、実はリビングでインテリアを楽しむことができる最適なアイテムなのです。

リビングにオブジェってどう飾れば良いの?

オブジェがインテリアを楽しむアイテムだと言われても、どこにどのように置けば良いのか、最初は迷ってしまいますよね。

何より、リビングの限られた空間にオブジェを置くのは、場所をとるから少し難しいと考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、オブジェと言っても大きさは様々で、床に直置きするものがあれば棚の上に置ける小さなものもあります。

中には、ただの飾りとしてだけでなく、ランプだったり小物入れだったり、飾り以外の用途として使用できるものもあります。

まずは、リビングと色合いやテーマの合った小さなものから置いてみましょう。

その時に、全く風合いの違うオブジェを合わせてしまうと、ちぐはぐなお部屋になってしまうので注意が必要です。

場所は飾り棚の上やカウンター、本棚の隙間などでも大丈夫です。

ひとつの場所へ所狭しと並べるのはインテリアコーディネート上級者向けのため、最初はバランス良く少なめに配置する方が良いでしょう。

飾り方に迷った時は、置くものを1点に絞るか左右対称に並べてみると、すっきりとまとまって美しく見せることができますよ。

オブジェを使ってリビングに緑をプラス

それでは、オブジェを使った具体的なインテリアコーディネートについて見ていきましょう。

どのようなオブジェを取り入れるか迷っている方は、最初に植物オブジェを選んでみてはいかがでしょうか?

緑をプラスすることでお部屋を明るく見せることができますし、どのようなリビングにも合わせやすいです。

植物オブジェにもたくさんの種類がありますが、近年特に人気が高いのは人工植物を使用したフェイクグリーンです。

水やりの手間がなく、虫もつかないということでリビングでも安心して飾ることができます。

フェイクグリーンを使ったものは、本物の植物のように陶器のオブジェに飾られたものや、石・アイアンフレームに飾られたもの、中には3Dの絵画のようにフレームに飾られているものもあります。

大型のものは、実際の観葉植物と同じように、ソファやテレビ台の横など家族の視線が集まるところへ飾ると良いでしょう。

小さなものであれば、テーブルの真ん中やカウンターの上に置くと、食事時が癒しの時間となりますね。

また、木製のガーデンオブジェなどを使用して、本物の植物を飾るのも素敵ですよ。

壁掛けオブジェを使って空間が広がるインテリアを

オブジェで人気が高いものに、壁掛けオブジェというものがあります。

壁掛けオブジェは文字通り壁を使用して飾るオブジェのことで、狭い空間でも好きなインテリアを楽しめるということで、取り入れる方がたくさんいらっしゃいます。

先ほど挙げた植物オブジェにも、壁掛けのものは種類がたくさんあります。

壁掛けオブジェを飾る時には、一面の壁でひとつのテーマに絞った方が美しく見えます。

例えば陶磁器の花を散らして模様を作ってみたり、天使のオブジェと鐘を一緒にバランス良く並べてみたりすると、なんとなくひとつの物語が見えてきそうな気がしますよね。

壁掛けオブジェでは、鳥をモチーフにしたものが非常に人気が高く種類も豊富です。

鳥が羽ばたく様子のオブジェを、壁の中ほどから吹き抜けへ向けて斜めに並べてみれば、まるで本当に鳥が羽ばたいて飛んでいくかのように感じることができます。

そうして視線を上に向けることで空間は広がり、リビングを広く見せてくれる効果もありますよね。

また、少しワイルドなものでは剥製インテリアオブジェというものもあります。

こちらは動物の頭部や角をかたどったもので、ログハウス風のリビングなどでは迫力がありながらも馴染むオブジェかもしれません。

壁掛けオブジェは、殺風景な壁紙を明るくできる最強のアイテムと言えるでしょう。

ガラスオブジェを使った涼やかなインテリア

ここでは、飾り棚やカウンターなどに飾るオブジェをご紹介します。

植物も壁掛けも良いけれど、ただ純粋に目で見て楽しむ置き型のオブジェを探している方は、ガラスオブジェを選んでみてはいかがでしょうか?

ガラスオブジェもその名の通り、ガラスでできた置物を指します。

ガラスオブジェを置くメリットは、透明感が涼やかな印象を与えることと、植物と同じようにどのようなリビングでも違和感なく置けるということにあります。

ガラスオブジェには無機質なキューブ型や水晶型、果物や花、動物をかたどったものなどたくさんの種類があり、中には流木の上にガラスの鉢を固めた面白味のあるオブジェもあります。

しかし、中でも特におすすめしたいのは、Perrocaliente(ペロカリエンテ)の「Tempo dropテンポドロップ」です。

ストームグラスを使用しているので、天気によってガラス管内の液体が澄み渡ったり、結晶化したりと様々な顔を見せてくれる商品なので、リビングに置いて毎日の変化を楽しむことができます。

形もツルリとしたしずく型のため、どのようなインテリアのお部屋にも馴染むことができるでしょう。

テーブルの真ん中に置いて、毎日家族で眺めて天気を予想してみるのも楽しいかもしれません。

和モダンのリビングには静謐なインテリアを

リビングは、必ずしも洋風とは限りませんよね。

和室の場合もあるでしょうし、洋風でも畳の小上がりがあるリビングというのも非常に人気が高いものです。

和モダンのリビングに合わせやすいと言えば、やはり和風のオブジェが挙げられるでしょう。

例えば、竹垣と花を模した壁掛けのオブジェや、鹿威しを模した石のオブジェなど、まるでミニチュアのようで可愛らしいインテリアとなることに間違いないでしょう。

中でも実際に水を使う流水オブジェなどは、やさしい水の音も加わることで、リビングを癒しの空間としてくれる効果があります。

また、和モダンの静かなリビングならば、可愛いよりも静謐感のあるインテリアが合っているかもしれません。

空間を引き締めるために、備長炭を使ったオブジェを飾ってみてはいかがでしょうか?

細く長い備長炭を、やはり細く長い花瓶に差して、リビングの片隅に置くだけでも見た目が美しいオブジェとして成立します。

小さくしたものをガラスケースに入れて鎮座させれば、置く場所も選びませんよね。

備長炭は空気を浄化し、においも吸着してくれるので、インテリアとしてだけではなく非常にリビングで役立ってくれるのです。

リビングに開運オブジェで良い気を呼びこもう!

ここまでリビングのオブジェをご紹介してきましたが、せっかく飾るのならリビングを良い気で満たしてくれると嬉しいと思いませんか?

オブジェには開運オブジェと呼ばれるものもあります。

代表的なものでは、飛翔する龍や鳳凰、銭を加えた蝦蟇などが有名です。

しかし、開運オブジェは少しリアルな見た目と猛々しいモチーフから、インテリアとしては難しいと考える方もいらっしゃるかもしれませんね。

そのような場合には、自分の干支の置物であったり、ふくろうや招き猫など可愛らしいモチーフのものを選ぶと飾りやすいのではないでしょうか。

また、どの生き物でも水晶を使ったものならば、その色から猛々しい感じは薄れて飾りやすくなります。

生き物以外でも、富士山なども開運の象徴となりますから、ガラス細工や陶器の富士山を飾ってみるのも良いでしょう。

ちなみに、前述した備長炭も風水としても良いオブジェなので、おすすめです。

お部屋の雰囲気を崩すことなく、良い運気を取り入れることができるように工夫をしてみてくださいね。

オブジェの楽しみ方は幾通りも!

今回ご紹介したオブジェ以外にも、楽しく華やかなオブジェはたくさんあります。

リビングは家族が集う大切な場所ですから、インテリアコーディネートも一段と力が入ると思いませんか?

置く場所を替えるだけでもオブジェは違う表情を見せてくれるので、楽しみ方はたくさんあります。

季節によってカラーを変えてみたり、お客様の来訪で変えてみても楽しめますよ。