アジアンテイストにバリ風をプラスしたインテリアコーデ!

あたたかい南国の雰囲気が感じられるアジアンテイストのインテリアは、日本でも人気です。

その中でも特に、バリ風の要素が入ったアジアンテイストのインテリアコーディネートは、涼し気な印象も加わって、リラックス空間に仕上がります。

今回は、そんなアジアンテイストのインテリアに、バリ風の要素を取り入れたコーディネートのコツをご紹介します。

アジアンテイストやバリ風インテリアの特徴!

まず最初に、アジアンテイストなインテリアの特徴についてご紹介します。

インテリアにおけるアジアンテイストとは、その名の通り、アジア地域で愛されているインテリアを積極的に取り入れたスタイルです。

インテリアの素材は、藤製(とうせい)や竹製、麻製などの自然素材で作られたものを取り入れます。

また、観葉植物も取り入れることがあります。

観葉植物を取り入れることで、南国のあたたかな雰囲気の中に涼し気な要素もプラスされ、より魅力的なインテリアコーディネートになります。

さらに、アジアンテイストの中にも「東南アジア風」や「バリ風」などと系統が細分化されており、それぞれに異なった魅力と特徴があります。

中でもバリ風は、バリ伝統の特徴的なデザインのインテリアやファブリックが魅力です。

例えば、バリの職人が1枚の木の板を彫って作った緻密なデザインのアジアンレリーフや、イカットと呼ばれる絣織の布を使ったファブリックなどがあります。

これらは、バリの伝統やエスニックな魅力を感じることができます。

今回は、そんな南国の魅力溢れるバリ風な要素も取り入れた、アジアンテイストなインテリアコーディネートのコツをご紹介します。

アジアンテイストのインテリアはブラウンを基調に!

まず、アジアンテイストのインテリアコーディネートの基本となる、ベースカラーとアソートカラーについて解説します。

ちなみに、インテリアにおけるベースカラーとは、お部屋のインテリアコーディネートの中で、一番大きな面積を占めるカラーのことを指します。

配色の割合としては、50パーセント以上を占めるカラーになります。

主に、壁や天井、床などのカラーを指すことが多いです。

また、アソートカラーは、インテリアコーディネートの中でベースカラーの次に大きな面積を占めるカラーを指します。

配色の割合としては、20~40パーセントを占めるのカラーになります。

そして、本題に戻りますが、アジアンテイストなインテリアコーディネートをする場合のベースカラーは、ダークカラーが向いています。

特に、ダークブラウンやグレイッシュブラウンは、アジアンテイストの定番色でおすすめです。

次に、アソートカラーは白がおすすめです。

白は、清潔感や上品な印象を与え、お部屋を広く見せる効果もあります。

また、アジアンレリーフなどの、バリ風インテリアとの相性も良いです。

アジアンテイストなインテリアコーデに合うアクセントカラー

この章では、アジアンテイストなインテリアコーディネートに適した、アクセントカラーについて解説します。

インテリアにおけるアクセントカラーとは、インテリアコーディネートの中で、5パーセント程度を占めるカラーのことを指します。

クッションやオブジェなどの小物類に使われるカラーのことをいい、その名の通り、お部屋のインテリアコーディネートのアクセントになる重要なカラーです。

そこで、アジアンテイストにバリ風な要素を取り入れたインテリアコーディネートのアクセントカラーとしておすすめなのが、暖色系のカラーです。

オレンジやレッド、少しくすみがかったイエローなどがおすすめで、それらのカラーを取り入れることで、南国の暖かさや明るい雰囲気がプラスされます。

アジアンテイストなインテリアコーディネートでは、アジアン雑貨を積極的に取り入れるので、その中でも暖色系の雑貨を選ぶと良いです。

バリ風インテリアを積極的に取り入れ本格的なコーデに!

アジアンテイストなインテリアコーディネートに、本格的なバリ風の要素を加えるには、バリ風インテリアを取り入れるのがおすすめです。

バリ風インテリアは種類が豊富で、中でも「アジアンレリーフ」は、特徴的なデザインと存在感があります。

先ほども話題の中で少し触れたアジアンレリーフは、一枚の板を削り立体的なデザインに仕上げた、壁かけ飾りのことです。

植物や花などのモチーフが連なった不思議なデザインで、エキゾチックな雰囲気が感じられます。

カラーは黒が多く、白い壁に飾ると映え、アジアンリゾートホテルのような趣を出すことができます。

神聖なイメージも感じられ、寝室のベッドの頭上の壁や、玄関の壁の中央などに飾ると、インテリアの主役になります。

飾り方としては、アートのような感覚でディスプレイすると良いでしょう。

また、他の観葉植物や、オブジェなどのアジアンテイストなインテリアとの相性も非常に良く、組み合わせることで異国情緒あふれるお部屋に仕上がります。

さらに、「ホテルのような高級感を演出できる」という点でもおすすめできるアイテムになります。

バリ風な要素をプラスする際には観葉植物も効果的!

前述したように、アジアンテイストなインテリアコーディネートでは、観葉植物が取り入れられることも多いです。

バリ風に仕上げる場合は、南国を感じさせるモンステラやエバーフレッシュ、ウンベラータなどの観葉植物がおすすめです。

また、サイズが大きめの観葉植物を置くことで、アジアンリゾートホテルのような雰囲気になります。

リビングや寝室に飾る場合は、窓際や庭とサッシの間といった、外とお部屋の中の境に配置するとより爽やかです。

さらに、観葉植物を飾る際には、鉢にもこだわるとワンランク上のこだわり空間になります。

例えば、モンステラやエバーフレッシュなどのお気に入りの観葉植物の鉢を、陶器の金魚鉢に変えてみたりするとおしゃれです。

金魚鉢は大きなサイズも販売されているので、アジアンテイストな空間にマッチする絵柄のものを選んでみましょう。

鉢を陶器に変えることで、モダンな印象にも仕上がるのでその点でもおすすめです。

アジアンテストなインテリアにバリ風雑貨を取り入れる!

最後にご紹介するのは、アジアンテイストなインテリアコーディネートの中に、バリ風の雑貨を取り入れるアイデアです。

バリ風雑貨は、個性的なデザインや神秘的なイメージが強いデザインのものが多く、それらを積極的に取り入れることで、お部屋の大きなアクセントになります。

バリ風雑貨に多いのが、猫やカエル、ゾウをモチーフにしたオブジェです。

木彫りのカラーペインティングされた猫のオブジェなどは、南国の花が描かれていたり、色彩が独特だったりして、お部屋にインパクトを与えます。

また、猫やカエルなどのオブジェと一緒に、プルメリアモチーフの雑貨や造花などを飾るのもおしゃれです。

プルメリアとは、キョウチクトウ科の植物で、白と黄色のコントラストが綺麗な花です。

このプルメリアの花は、アジアンテイストな雑貨や、バリ風な小物のデザインに取り入れることが多いです。

南国の太陽をたくさん浴びて育った植物のモチーフを取り入れることで、お部屋がよりアジアンテイストな雰囲気になります。

アジアンテイストにバリ風インテリアを加えて素敵空間に!

これまでアジアンテイストなインテリアに、バリ風の要素を取り入れたコーディネートをご紹介しました。

本格的に仕上げるには、自然素材で作られたインテリアや観葉植物、バリ風雑貨などを取り入れると良いです。

ご紹介したポイントを上手に取り入れ、お部屋を素敵な空間に仕上げてみてください。