昔ながらの家であれば、壁紙は基本的にホワイトが多いですよね。
しかし、ここ数年、壁紙をホワイトではない色にすることがトレンドになってきています。
当記事では、その中でも、お洒落なインテリアコーディネートカラーでよく見かける「グレー」に焦点を当てて解説していきます。
お洒落なインテリアコーディネートカラーはグレー!
ここ数年は、スマートフォンの普及でインスタグラムやルームクリップなどのアプリがとても人気になっています。
そのインスタグラムやルームクリップで、お家のインテリアコーディネートを紹介している方が多くいます。
その中でも、フォロワーが多くいるような方のインテリアコーディネートカラーでグレーを見かけることが多いと思いませんか。
グレーは最近のトレンドカラーであり、部屋の壁紙を一か所グレーにするだけで、垢抜けた印象を与えることができるのです。
もちろん、壁紙だけに限らず、グレーを取り入れるアイデアはたくさんあります。
お洒落なインテリアコーディネート、実現してみたいものですよね。
それでは、グレーを取り入れたインテリアコーディネートのご提案をしていきましょう。
お洒落なインテリア空間に!壁紙はグレーがおすすめ!
好みは人それぞれあり、「グレーはなんだか暗めの色だし、好きじゃない」という方もいるでしょう。
しかし、グレーにもいろいろなグレーがあるので、どのようなインテリア空間にもグレーは案外しっくりときます。
また、何にグレーを取り入れたらいいかも最初は難しいものですよね。
そのようなときは、壁紙をグレーにしてしまうことをおすすめします。
ただし、全面をグレーにしてしまうと暗く感じてしまうこともあるので、アクセントとして一ヶ所だけ変えてみるのがいいでしょう。
持ち家の方は、建築会社にお願いして壁紙を貼り替えてもらうこともできます。
もしくは、自分自身でペンキで塗ってしまうということも一つの方法です。
賃貸物件にお住まいの方であれば、ペンキ用の下地壁紙を貼ってからペンキを塗れば、原状回復も簡単にできます。
ただし、実際に行う際は前もって管理会社に確認するようにしてくださいね。
壁紙をペンキでグレーに!その方法とは?
前項でお話ししましたように、ペンキ用の下地壁紙を前もって貼っておけば、気軽に壁を塗装することが可能です。
賃貸じゃなく持ち家だったとしても、いきなり壁にペンキを塗ることはやはり抵抗が多少ありますよね。
ですから、あらかじめペンキ用下地を貼る塗装方法はおすすめです。
実際に塗装する前に、ペンキ用下地壁紙を貼っておきましょう。
それでは、グレーに塗装する方法について解説していきます。
まず、事前に下記のものを用意してください。
・刷毛
・ペンキ
・ローラーバケット
・ローラーとローラーハンドル
・マスキングテープ
・マスカー
用意ができましたら、ペンキがかかって困らないように養生します。
養生する際、まずはマスキングテープを壁紙と床の境目に貼り付けましょう。
その後、マスカーをマスキングテープの上から貼り付けてくださいね。
養生ができましたら、さっそくローラーでペンキを塗っていきます。
特に細かいことを気にせず、どんどん塗ってしまって大丈夫です。
ただし、ムラが出ないようにいろいろな方向に塗るようにしてくださいね。
ローラーが届かないところは、刷毛で塗るようにしてください。
一面塗り終わったらペンキを乾かします。
ペンキが乾いたら、もう一度同じように塗装して完了です。
案外、簡単ですよね。
今のインテリア空間が気に入っていないなどのお悩みをお持ちであれば、壁紙一か所だけでもグレーにしてみると一気にお気に入りの空間になるかもしれませんよ。
インテリアコーディネートによって異なるグレーのニュアンス
インテリア空間にグレーを取り入れることはお洒落なお家へ変身を遂げる第一歩ともいえますが、人それぞれ好みは違いますよね。
例えば、ブラック系×ホワイト系を中心にスタイリッシュな印象のインテリア空間が好みの人。
女性に人気の北欧風なインテリア空間が好みの人。
はたまた、ピンクやホワイトが好きでかわいらしい空間が好きな人。
南国風なスタイルが好きな方もいることでしょう。
どの空間にもグレーはなんとなく合わなさそうなイメージもありますが、グレーには微妙にニュアンスが異なる色が結構あるのです。
ブラック系×ホワイト系が中心のインテリア空間であれば、濃いめのグレーがブラックとホワイトを中和することで少し柔らかさが出ます。
北欧風のインテリア空間がお好みであれば、薄めのグレーにすることで北欧スタイルの家具や雑貨などと相性がいいです。
グレーを取り入れてお洒落な空間にするには、先ほどお話した通り壁紙を変えてしまうのがおすすめです。
しかし、グレーを取り入れる方法はそれだけではありません。
のちほどお話をしていきますね。
部屋によって壁紙の色を変える!?
いざ、壁紙の色をグレーにしようと意気込んでも、どの部屋にしようか迷うものですよね。
部屋はそれぞれ使用目的が異なるので、その部屋によってグレーのニュアンスを変えるのも一つの方法です。
例えば、寝室であれば暗めのグレーにすることで、落ち着いた気持ちになりゆっくりと眠ることができるでしょう。
また、寝具をお洒落なファブリックにすることで、さらに自分の好きなインテリア空間になることでしょう。
キッチンは、あまり暗くなりすぎないようなグレーを選ぶといいです。
グレーの壁紙に合わせてキッチン小物などを選ぶと、まるでカフェのような空間になります。
トイレを気にかける人はあまりいないかもしれませんが、来客がよくあるようなお宅でしたらトイレの壁紙をこだわってみるのもいいですよ。
一面だけグレーの壁紙にすると空間が引き締まります。
さらに、マーチソンヒュームやイソップなど、容器がお洒落な洗剤や芳香剤を置いておくのもおすすめです。
お洒落な小物があるだけで、垢抜け感が違います。
壁紙だけじゃない!グレーの取り入れ方
インテリア空間を一気にお洒落にするには、一面だけでも壁紙をグレーにしてしまう方法がおすすめではあります。
しかし、「そこまで大々的に変えたくはない」という方も多くいることでしょう。
そこで、壁紙を変えなくてもできる、インテリア空間へのグレーの取り入れ方を解説しましょう。
まず、ソファなどの家具をグレーにしてみることです。
ですが、家具を買い替えるのも壁紙を変えることと同じくらい大変ですよね。
そのような場合は、案外部屋の大部分を占めるカーテンをグレーにしてしまう方法がおすすめです。
日中はあまり気がつきませんが、夜はカーテンを閉めてしまうと部屋の壁の面積を結構とりますよね。
ですから、カーテンを替えるだけでお洒落空間に一歩近づくのです。
また、カーテンは量販店などで安く市販されています。
壁紙を変えることはしたくないという方にはうってつけですよ。
グレーを上手く使ってお洒落なインテリア空間に
ここ最近のトレンドカラーであるグレー。
グレーを上手く使いこなすことで、部屋が一気にお洒落になります。
「いまいち、自宅のインテリア空間がお洒落にならない…」という方は、グレーを取り入れてみる価値ありですよ。
壁を自分自身で塗装することもそこまで難しいことはないので、やる気がある方はぜひチャレンジしてみてくださいね。