木製のインテリアとなる小物を使ってやさしいお部屋作りを

木製の小物は、飾ってあるだけで見る人を落ち着かせてくれると思いませんか?

便利で機能性の高いインテリアはたくさんありますが、そんな中でも木の持つ独特の暖かみは、昔から今に至るまで変わらずに愛され続けています。

今回は木製のインテリアとなる小物の中から、可愛らしくデザイン性に富んだものを集めてみました。

やさしい雰囲気のお部屋作りにいかがでしょうか?

実用性とデザインどちらも兼ねた木製の小物とは?

お部屋で使うものなら、おしゃれなデザインが良いけれど実用性だってあるに越したことはありませんよね。

例えばティッシュケース、一般的な家庭ではどのお部屋にも置いてあることが多いものでしょう。

木製のティッシュケースは、シンプルな四角いものから、やわらかい曲線を描くものまで様々な形のものがあります。

テーブルの上にただ置いてあるだけで、大きな存在感を放つ素敵なインテリアとなってくれるでしょう。

そして、やはりどのお部屋にも置いておきたいものとして時計がありますが、木製の置時計は見ているだけで落ち着いた気持ちになります。

時計のフレームだけが木製のものもありますが、何といってもおすすめは文字盤も木製で数字が彫り込まれているものです。

さらに、覆いがなく針がむき出しになっているものは、まるで山小屋や別荘にいるようで、時間の進みさえゆったりと感じられるような気がします。

リビング、寝室などどのお部屋でも使用するもので、毎日必ず使うものを木製の小物に変えてあげると、一層愛着がわいてきます。

玄関の端やシューズボックスの上には、木製のミニテーブルやプランター台を置いてみましょう。

植物を飾るのにも木を使うだけで、非常にこなれた印象の玄関となることでしょう。

実用性は必要ない!見ているだけで癒される木製の小物

前項では実用性を求めた小物をご紹介しましたが、今度は実用性を度外視したデザイン重視の小物をご紹介していきます。

お部屋にあるもの全てが、必ずしも実用性に富んでいるわけではありません。

ただ可愛い、かっこいいという理由で置いてあるものも決して少なくないはずです。

木で作られた動物の置物は、子どもだけではなく大人まで楽しめる夢のあるものです。

棚の上に小さな動物園を作ってみるのも楽しいですが、パズルのような木のおもちゃを組み上げて飾るのもとてもおしゃれで可愛いですよね。

和室であれば、十二支の置物を置いてみてはいかがでしょうか。

同じ動物のモチーフでありながら、一気に和の空間を作るインテリアとなってくれるでしょう。

また、キッチンやリビングで木製のフルーツをバスケットに入れてみるのも良いですし、面白味のあるものでは木製の「きのこ」を入れてみるのも良いですね。

きのこの独特の丸いフォルムに癒され、自立できずに転がる様子は何とも可愛らしく、つい眺めてしまいたくなりますよ。

壁を彩るインテリアを木製の小物にしてみよう

お部屋の白い壁には、木製のインテリアが非常に良く映えます。

壁には木製のラックや本棚を付けてもきれいにまとまりますが、ただのシンプルな収納ではインテリアとしてはつまらない気もしますよね。

少しひねった木製の小物を飾ってみてはいかがでしょうか。

先ほどご紹介したティッシュケースですが、こちらは壁に付けられるタイプのものもあります。

アクセサリーや時計などを掛けることができる、独特の飾り棚も非常に洗練されていて素敵です。

しかし、特におすすめしたいのは壁付けできる「木製の一輪挿し」です。

色々な形のものがありますが、木製の台座に試験管を挿して使用するものがポピュラーと言えますね。

コンパクトなので、どこのお部屋でもスペースを取らずに飾れるのも魅力的です。

中でも、Latree(ラトレ)のタイルシリーズで出している一輪挿しは、10㎝サイズの正方形の木製タイルであえて右半分に一輪挿しを差す独特の形をしていて、やわらかい印象を与えます。

さらに、タイルシリーズでは同じ寸法の小物入れやキーフックなど様々な商品を展開しているため、並べて壁付けしてもおしゃれなのが嬉しい商品でもあります。

お部屋のインテリア小物をさりげなく光る木製のトレーに

木製の小物ならば、とても使い勝手が良いトレーもぜひご紹介しましょう。

木製のトレーはシンプルな作りなので、どんなお部屋にも合わせやすいインテリアと言えますし、使用しなくなった時に別の場所で別の用途で新たに使うこともできます。

例えば、パソコンの近くで文房具やメガネを置いてみたり、玄関のシューズボックスの上で鍵や印鑑を置いてみたり、自室でアクセサリーや時計を置くのも良いでしょう。

キッチンでは調味料を並べたり、ティーセットを並べておいて使用する時にそれぞれトレーごと持っていくと素敵ではないでしょうか。

また、ガラス工芸などを飾る時の台座にしたり、トレーに直接フェイクグリーンを飾るのもおしゃれですよね。

木製のトレーには色々なサイズや色、形がありますが、木の暖かさややわらかさをより感じるのは、ウォルナットのような深い色味のもので、角が丸いものだと考えます。

サイズは、あまりに大きいと食事を乗せるトレーのように感じられてしまいますので、少し小ぶりの方がインテリアとしてしっくりと合うのではないでしょうか。

ダストボックスもインテリアのひとつ!木製ならよりおしゃれに

お部屋に必ずあるものの中にはダストボックスもありますが、ダストボックスでおしゃれを楽しむ方はたくさんいらっしゃるのでしょうか?

ダストボックスはゴミを入れるものですから、なんとなく汚れにくいもものや洗えるもの、お部屋の中でも目立たない色味などで選んでしまうこともあるかもしれませんよね。

しかし、ダストボックスだっておしゃれなものに変えれば、立派なインテリアとなってくれるのです。

丸や四角に切り取っただけの、すっきりとしたダストボックスはもちろん素敵なのですが、せっかくおしゃれに見せるのならば中のゴミも見えない方が素敵ですよね。

木製のダストボックスは、蓋付きのものを選ぶとお部屋がきれいに見えるでしょう。

また、中が見えにくいダストボックスの中で、四角柱の角を三角に切り取った穴の開いているものや、郵便ポストのようにサイドに穴が開いているものもあります。

他にも、ゴミではなく小物を入れているように見える、可愛らしい卓上のダストボックスなんていうものもあります。

例えば洗面所で、棚の上に木製の小さなダストボックスがあったら素敵だと思いませんか。

床も広く使えるようになり、散らかっている印象もなくなりますのでとてもおすすめですよ。

木製の小物ならハンドメイドもおすすめ!

こうして木製の小物を探していると、お店でも通販でもたくさん見つけることができます。

それでも、テーブルや壁の色と合わないことや、気に入るサイズがない・・なんてこともあるのではないでしょうか。

「ここにこんな木の小物があったら」そうした具体的なイメージがある場合には、自分自身で作成することも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

材料が木の場合自分で作るのは難しいように感じますが、小物入れやトレー、ブックエンドやコースターなどは比較的簡単に作ることができます。

木製と言っても大きな工具を使わずに、接着剤で留めることもできますし、サンドペーパーで手軽に削ることもできます。

場合によっては自分で彫刻することもできますから、美術や工作が得意だった方などは自分で好みの柄を彫ってみるのも良いでしょう。

ハンドメイドの品は、市販のものよりも味がありますし、何より世界にひとつしかありません。

完全なハンドメイドが不安な方は、最初は市販のものに手を加えるだけでも良いでしょう。

写真フレームやボードなどに細工をするだけでも素敵なインテリアとなりますから、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

木を感じる空間で快適に過ごそう

木製の小物は、どんなお部屋でもやわらかく変身させてくれます。

また、たくさん置いてもやさしい雰囲気を損なわずに、落ち着いた印象を与えてくれます。

スタイリッシュなお部屋も良いのですが、ふと疲れた時などは自然を感じることができる木の空間が快適に思えるかもしれません。

木でしか味わえない質感や経年変化を楽しみながら、お部屋でゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか。