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畳やフローリングマットを清潔にしてカビ予防をしよう

2017.12.30

日本の文化といっても良い程、畳は古くから親しまれてきました。
最近では、畳のお部屋の雰囲気を変えるためにフローリングマットを使用している方も多くいます。

床掃除を、しっかり行っているようでも、実はマットの隙間に入り込んだ汚れや埃は残っているかもしれません。

その隙間に、カビやダニ、細菌が繁殖している可能性も…。

それでは、正しい清潔なお部屋に保つためには、どのように掃除をすればいいのでしょうか?
今回は、足元に視点を置いた掃除方法について、見ていきます。

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よく使われるフローリングマットとは?

畳のお部屋を、フローリング風にしたいときであったり、小さなお子様がいて、フローリングが傷つく可能性を防ぎたいと思うことありませんか?

そういったときに、便利なのが、フローリングマットです。

普段使っている、フローリングの上に、カーペットのように敷くだけで使用できる、便利なアイテムです。

見た目が、フローリングのような木製カーペットになっているため「フローリングマット」と呼ばれています。

他にも「ウッドカーペット」や「フローリングカーペット」という名称でも、販売されています。

フローリングマットは、表面が木目だけではなく、天然のコルクでできたものもあり、種類も豊富に揃えられています。

敷くだけで、畳の部屋や色あせたフローリングでも、簡単にフローリングと変わらないお部屋の内覧ができ上がります。

フローリングマットの魅力は、リフォーム業者に頼まなくて良いことでしょう。

自分の力で、簡単にお部屋の模様替えが可能ですし、重たい家具を置いても、へこんだり潰れたりしない丈夫さも兼ねています。

また、フローリングマットの裏地には、コットン布や不織布が貼られていますので、下の畳や床を傷付ける心配もありません。

しかし、隙間から水分が入り込み、コットン布などが濡れたまま放置するとカビの原因にもなり得ます。

そのため、全くお手入れをしなくて良い、というわけでもありませんので定期的にお手入れをしていきましょう。

家庭内でみられるカビ

フローリングマットのお手入れをしないと、いつの間にかカビが生えてしまったなんてこともあるかもしれません。

健康被害にも及ぶカビは、様々な種類が家の所々に、点在しています。

カビの発生を防ぐためには、カビの好きな環境を知ることが大切です。
カビが好む、4つの条件をお伝えしていきましょう。

1)温度20℃~30℃

カビが好むのは、温度が20℃~30℃の環境とされています。
ただし、40℃前後を好むカビや、5℃で成育するカビもいるので、注意が必要です。

2)湿度80%以上

湿度が高いほど、カビには好ましい環境といわれています。
梅雨などは、カビによって最適な環境となってしまいます。

3)栄養源が豊富

石鹸などのカスや、油汚れまで、カビの栄養源になるものはたくさんあります。
栄養源のなかでは、特に炭水化物が好物になります。

4)酸素がある

酸素があるとより良い環境となります。
カビも生きていますから、酸素がないと呼吸することができません。

もし、カビが発生したとしても、畳やフローリングマットの隙間を、水だけの擦り洗いはしてはいけません。
カビは水だけで、擦り洗いすると、カビの胞子を広げてしまう可能性もあります。

そのため、カビを見つけたら、塩素系カビ取り剤でケアを行う必要があります。
その際に、ゴム手袋とマスクを使用すること、また換気も忘れてはいけません。

また、カビは-10℃の環境でも、生きていけるので、カビを見つけたからといって冷所に保管しても、増殖を止めたり、成育を止めることはできません。

畳やフローリングのお部屋にいるカビ以外で危険なものとは

健康被害の原因になるのは、カビだけではありません。
ダニや細菌も、健康被害に繋がります。

特に、梅雨の時期は、カビも含めて繁殖しやすくなります。

ここでは、ダニの好きな環境3つの条件をお伝えしましょう。

1)高温多湿

ダニは、温度が25℃~30℃で、湿度70%以上の環境を好みます。

2)栄養源が豊富

ホコリやカビ、食べこぼし、人のフケやアカなどが、ダニのエサになりやすいです。

3)潜り込める場所がある

畳やフローリングマットの隙間、寝具などに潜り込んで、卵を産める場所があるとダニはどんどん繁殖していまいます。

このような環境を好みます。

また、ダニがいることで、アレルゲンの原因になります。

ダニの死骸やフンを、吸い込んだり接触することで、アレルギー性ぜんそくや、鼻炎アトピー性皮膚炎の原因にもなります。

生きているダニよりも、フンや死骸がアレルギーの原因、アレルゲンになるので、注意が必要です。

また、ダニの他にも細菌に注意しましょう。

微生物の総称は、ばい菌と呼び、悪玉も善玉も含まれます。
その中に細菌と真菌に、分けられます。

細菌は、球状をしている黄色ブドウ球菌、細長い棒状の大腸菌など、感染症を引き起こす細菌の仲間もいますが、ビフィズス菌のような善玉菌もいます。

真菌は、カビやキノコ、酵母などのことを指します。

次に、細菌が増える3つの条件をお伝えしましょう。

1)栄養源が豊富

人の栄養となるものは、細菌の栄養にもなります。
また、食物残渣や、汚れも細菌にとって栄養源になるのです。

2)水分がある場所

水分があるところには、必ず細菌が増殖しやすい環境であるといえるでしょう。

3)増加しやすい温度

10℃~60℃が、増殖しやすい温度とされています。
また、36℃前後で最も発育します。

食べこぼしを拭き取った台布巾などは、湿った状態でもあるため、細菌の絶好の繁殖場所になります。
そのため、そのままの台布巾で、フローリングマットなどを拭くと細菌を広げてしまうことになります。

日干しができない状態で、畳を水拭きし、湿った状態を継続させたり、フローリングマットを細菌だらけの台布巾で拭き放置すると、細菌が繁殖してしまう可能性があります。

普通に生活している限りは、カビを含め、ダニや細菌も、完全除去はできません。
清潔を保ち、健康でいられる環境作りを心掛けましょう。

カビを繁殖させないための畳の基本的なお手入れ

畳やフローリングマットをお手入れすることで、カビだけでなく、隙間のホコリやダニなどの汚れを除去することができます。

「普段、掃除機かけているから大丈夫!」という方も、ぜひ一度、掃除の仕方を見直してみましょう。

ここでは基本的な畳のお手入れ方法をご紹介します。

○用意するもの

掃除機
雑巾
酢:水(1:5)

○掃除方法

1)掃除機をかけるときは、畳の目に沿ってかけます。

2)きれいな雑巾を、酢水につけてかたく絞り、畳の目に沿って拭いていきます。

3)風通しを良くして、畳の湿気を乾かします。
大掃除のときなど、畳を剥がすときは、表裏を順番に乾かすようにしましょう。

酢水には、抗菌、漂白効果があるので、畳を美しく保つことが可能です。
汚れが酷いときは、薄めた住宅用洗剤で拭いたあと、酢水で上から拭いておくと、畳の黄ばみを防げます。

畳のお手入れは週に2~3回が目安です。

フローリングマットを敷いているときも、年に何回か畳のお手入れをすると、お部屋を清潔に保つことができます。

カビを繁殖させないためのフローリングマットのお手入れ

フローリングマットは、畳と違い、様々な素材があるので、特定の掃除方法は素材によって調べると良いでしょう。

基本的な掃除方法をご紹介していきます。

○用意するもの

掃除機
雑巾

○掃除方法

1)木目など目があるタイプでしたら、それに沿って、掃除機をかけます。

2)かたく絞った雑巾で、フローリングマットを拭いていきます。

3)乾拭きをした上で、換気を行います。

フローリングマットは、木やコルク素材など、植物性のものでできていることが多いです。

そのため、水の代わりに植物性のヌカや、米のとぎ汁で拭き掃除を行うのも方法のひとつです。
掃除したあとは、カビ予防のため、乾拭きや換気は必ず行いましょう。

畳やフローリングマットで普段からできるカビ対策

畳やフローリングマットをお手入れする際に、洗剤などではなく重曹や酢を使用すると、身体にも優しくお手入れが可能です。

そこで、ここでは重曹と酢を使ったカビ対策の注意点をご紹介していきます。

○重曹

重曹には3つのグレードがあります。

純度が高い順から、

・医療に使われている薬用
・料理に使われている食用
・掃除などに使われる工業用

口に入れる可能性があるものや、子どものオモチャの清掃など、幅広く使いたい場合は、食用以上の純度の低いものを使用すると、安全です。

なお、工業用のものは、口に入れないということが前提となっています。

また、重曹は湿気を吸うと、固まりやすいものです。
保管する際には、湿気が多い場所は避けて保管しましょう。

量が多く、長期間保管する場合は、買ってきた袋のままではなく、密封できる容器に移し替え、冷暗所で保管すると長持ちします。

湿気と高温を避ければ、3年は問題なく使用できます。

○酢

酢を使用する場合は、塩分などを含む調味酢以外を、使用することが前提です。

穀物酢や、果実酢、すし酢などは、酢以外のうまみ成分が含まれているためため使用しないほうがいいでしょう。

食用酢で掃除に活用するなら、ホワイトビネガーがおすすめです。

また、注意点として、塩素系の漂白剤と混ぜたり、大理石などに使うのは避けましょう。

酢は、塩素系漂白剤や、塩素系洗剤には「混ぜるな危険!」などの表記があるように、酢と混ぜると有毒ガスが発生します。

密閉された空間の場合、命にかかわることもあるので、一緒に使うのは、絶対に避けましょう。

酢の良いところとしては、揮発性があるので、においが残らないということです。

酢には、独特のツンとくる匂いがありますが、揮発性があるため、30分から1時間すると、匂いは消えていきます。

気になる場合は、水1カップに対し、ビネガーの一種であるクエン酸小さじ1を溶かして酢水の代わりにしたり、酢2カップに対して、精油を1~5滴加えることでも酢水を作ることができます。

正しい掃除方法と、体に優しい掃除道具

いかがでしたか?

掃除方法だけでなく、予防方法も見ていきましたが、何よりも、カビやダニ、細菌を少しでも減らすためには、正しい掃除方法と、換気などの乾燥です。

今では、ドラックストアやスーパーなどで、専用の洗剤もありますが、身体に優しい重曹や、酢、水だけでも充分な掃除が可能です。

掃除方法を見直し、できることから少しづつ始めてみてはいかがでしょうか?

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