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耐えられない古い家のカビ臭!臭さを消すにはどうする?

2017.12.8

古い家に一歩足を踏み入れた時に漂ってくる、古い墨汁のようなツンとした臭い。
カビ独特の臭いは臭く、「どうしても耐えられない!」という方も多いと思います。

ただ、温暖で湿気も多く、木造家屋が多い日本では、カビはどうしても生えてしまうものです。
上手に付き合っていくしかありません。

では、カビ独特の臭さを消すにはどうしたらいいのでしょうか?

今回は、自分でできるカビ臭の消し方をご紹介します。

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古い家に発生するカビとは?

約5億年前から地球上に存在しているカビ。
現在では、少なくとも3万種以上は存在すると言われています。

その中でも、古い家に発生するカビとはどういうものなのでしょうか?

まずは、カビの種類について見ていきましょう。

①麹カビ

アスペルギルス属に分類されるカビの一群で、その中の一部がでんぷん質を糖分に分解したり、タンパク質をアミノ酸に分解する作用があるため、醤油や味噌、みりんなどの製造に使われてきました。

②青カビ

自然会に多く分布しているのが青カビです。
みかんや林檎などの果物、パンや餅、家具や畳などにもよく発生します。

青カビの中には、カマンベールチーズの製造にも使われるカビがあるなど、有益なものもあります。

③すすカビ

穀類やいも類、古本や壁など、日常生活上のあらゆる場所で見られるカビです。

このすすカビの胞子はとても軽いので、空気中に漂っていることも多く、アレルギーなどの原因にもなりえます。

④黒カビ

湿気の多いところを好むカビで、特に家のあらゆる場所で見られます。
低温や乾燥に強いという特性があるため、少しでも放っておくと、一気に広がる恐れもあります。

また、アレルギーなどの原因の1つでもあるため、注意が必要です。

主に、日常生活でよく見かけるカビをご紹介しましたが、古い家のカビ臭さの原因はすすカビと青カビ、黒カビです。

そのため、カビ臭さを消すには、すすカビと青カビ、黒カビを退治する必要があります。

なぜ、カビは発生するのか?

そもそも、なぜ家の中にカビが発生するのでしょうか?

カビの胞子というものは、空気中のどこにでも漂っているもので、もちろん家の中の空間にもたくさん漂っています。

そんなカビの胞子はいろんなところに付着し、発生条件が揃うと生えてしまうものです。
特に、気温25〜30度・湿度80%以上、日当りも風通しも悪いところを好みます。

そのため、日本では湿度の高い春〜夏にカビが多く発生していましたが、現代では、高気密性の住宅のため冬でも温度が高く結露しやすいので、ほぼ1年中カビのシーズンと言えます。

一方、古い家の場合は少し事情が異なります。
古い家は、ほぼ木造で断熱材も入っておらず、隙間が多い家でした。

風通しはいいのですが、こういう隙間の多い家で冬に加湿をすると、湿気を含んだ空気は乾燥している方へと流れていきます。

そのため、別室で結露が起き、それがカビの原因となってしまう場合があるのです。

このように、湿気が多いなどの条件が揃うと、カビの胞子が次々と芽を出していきます。

その後、コロニーを次々と作り続けて空気中に胞子をばらまき、あちらこちらでカビを発生させるという悪循環に陥ります。

このように、空気中に胞子が多くなりすぎると、アレルギーや喘息など病気の原因になってしまいます。
また、カビ臭さの原因にもなってしまうので、臭さを消す必要もあります。

カビ臭さを消すにはどこを綺麗にすればよい?

では、古い家がカビ臭くなってしまった場合、どこにカビが発生しているのでしょうか?

場所別に見ていきましょう。

①水回りのカビ

浴室やキッチン、洗面所などの水回りは、湿度が高いのでカビが生えやすいところです。
放っておくと、すぐにカビが増えてしまう場合もあります。

ただ、こういう場所は見えやすいところにカビが生えるので、カビ退治はしやすいというメリットはあります。

②床下のカビ

20年以上前に建てられた古い家の場合、現代住宅と違い、床下は土のままの家が多いものでした。
そのため、地面からの湿気の影響を受けやすく、土台や柱の根元にカビが生えているということもあります。

そういう場合、床下に入るとカビ臭いということがよくあります。

③和室の畳やカーペットのカビ

古い家では、地面からの湿気の影響を受けやすいため、和室の畳の裏にカビが生えていたり、カーペットの裏にカビが生えているということもあります。

表面上では分からなくても、なぜかカビ臭いという時は、こういう原因も考えられます。

④押し入れのカビ

押し入れも、カビ臭くなりやすい場所です。

お布団などをしまう場所だからというだけでなく、ここも床下からの湿気の影響を受けやすいとともに通気性が悪いため、湿気が溜まりやすいからです。

⑤壁のカビ

古い家の壁は、砂壁や繊維壁と言われるものが多くなっています。
特に繊維壁は、調湿性や吸音性が高いということで、昔は人気の内装壁でした。

しかし、調湿性が高いということは、その分カビが生えやすいというデメリットがあり、現在ではほとんど使われていません。

砂壁や繊維壁にカビが生えてしまうと、壁の内側まで菌糸が伸びている場合が多く、簡単には取れないことが多いです。

⑥窓のカビ

外は寒いのに家の中は温かい、という場合に起きるのが結露です。
そして、その結露が起きやすい場所が窓です。

古い家の場合は、現代住宅と比べて気密性が低いため、結露はできにくいと言われています。

しかし、昔はストーブなど水蒸気が出る暖房器具を使う場合が多かったため、窓やサッシに結露が起き、カビが生えているという場合もあります。

上記で見てきたように、古い家では、見えないところにカビが生えている場合が多々あります。
そのため、カビ臭さに気付いたら、きちんと臭いの原因を突き止め、カビ臭さを消す必要があります。

古い家のカビ臭さを消す方法は?

古い家に発生するカビの原因や場所を見てきましたが、いざカビ臭さに気付いたらどうすればよいのでしょうか?

カビ臭さを消すには、カビを取り除くことが重要です。

そこで、まず必要なことは、カビの場所を特定することです。

そのためには、カビ臭がある部屋を念入りに掃除をし、その臭いがカビ臭なのか生活臭なのかを突き止める必要があります。

できれば、1日かけて換気を十分に行い、ホコリを丁寧に取り払い、入念に掃除を行って下さい。
掃除が終われば、窓を閉め、カビ臭がする場所を突き止めていきます。

カビ臭の場所が特定できれば、いざカビの除去です。

では、カビの除去の仕方を見ていきましょう。

①床下と壁のカビ

床下や、昔ながらの繊維壁や砂壁にカビができた場合、自分でカビを取り除くことは難しいものがあります。
床下の場合は、家の土台であるため、なかなか下手なことはできません。

また、繊維壁や砂壁の場合、菌糸が内部にまで入り込んでいる場合が多いので、新しく塗り替えるという方法がベストです。

そのため、これらの場合は、業者に頼むのがおすすめです。

②水回りのカビ

浴室やキッチン、洗面所などの水回りに発生するカビは、放置したままだと頑固な黒カビになり、通常の掃除ではなかなか取れにくくなってしまいます。

そこで、黒カビを落とす時に用意してもらうものが、重曹・お酢・スプレーボトル・歯ブラシです。

【1】お酢と水を1:4の割合で混ぜ合わせて酢水を作ってスプレーボトルに入れ、黒カビのところに吹きかける。

【2】1〜2時間ほど放置した後、歯ブラシでカビをこすって落とす。

これで、黒カビが落ちれば、水で流してカビ取り終了です。

しかし、落ちなければ、さらにもう一手間必要になります。

【1】黒カビのところに酢水を吹きかける。

【2】上から重曹を振りかける(この時、重曹とお酢が反応して、シュワシュワとなる)。

【3】さらに、酢水を吹きかけ、1時間ほど放置する。

【4】黒カビを歯ブラシでこすり落とす。

1度で落ちなければ、何回かこの作業を繰り返して下さい。

③畳やカーペットのカビ

この場合に用意してもらうものが、消毒用エタノール・スプレーボトル・歯ブラシ・雑巾です。

スプレーボトルに消毒用エタノールを入れて、いざカビ取りです。

【1】カビが生えているところに、消毒用エタノールを吹きかけて、歯ブラシで優しくこする。

【2】カビが取れたら、掃除機などで吸い取る。

【3】さらに、もう1度消毒用エタノールを吹きかけ、乾いた雑巾などで拭き取る。

消毒用エタノールを使う場合は、きちんと換気をするようにして下さい。
また、ゴム手袋と保護眼鏡も用意して、使用して下さい。

これでも、黒カビが取れない場合は、次の方法をさらに試して下さい。

用意するものは、酸素系漂白剤・重曹・ゴム手袋・綿棒・雑巾です。

【1】1:1の割合で、酸素系漂白剤の中に重曹を入れ、さらに水を少しずつ入れながらペースト状になるまで混ぜ合わせる。

【2】黒カビの部分に、綿棒でペーストを塗って少し時間を置く。

【3】濡れた雑巾でペーストを叩くようにして拭き取っていく。

【4】さらに、乾いた雑巾で叩くようにして拭き取り終了。

1回で黒カビが落ちない場合は、この作業を何回か繰り返して下さい。

④押し入れのカビ

押し入れのカビを取るには、消毒用エタノールが有効です。

そこで、用意してもらうものは、消毒用エタノール・スプレーボトル・毛の柔らかい歯ブラシです。

また、消毒用エタノールを使う場合は、上記でもご紹介した通り、ゴム手袋・保護眼鏡も使って、換気に気を付けながらご使用下さい。

では、カビ取り方法を見ていきましょう。

【1】カビが生えているところに、消毒用エタノールを吹きかける。

【2】毛の柔らかい歯ブラシで、押し入れの木目に沿りながら優しくカビを取る。

【3】取れたカビを掃除機で吸い取る。

【4】押し入れを乾燥させる。

⑤窓のカビ

窓のサッシなどにカビができた場合は、台所用漂白剤・片栗粉・ボウル・雑巾・綿棒を用意して下さい。

【1】ボウルに、大さじ3の片栗粉と20CCの台所用漂白剤を入れ、とろみが出るまで混ぜる。

【2】それを、綿棒などでカビが発生しているところに塗る。

【3】5分ほど放置したら、雑巾で拭き取る。

片栗粉を入れることでとろみがつき、流れ落ちることを防ぎます。

古い家のカビ臭さを消す商品

上記で見てきた通り、古い家のカビ臭さを消すには、カビを取り除くことが必要です。

そのためにできる方法をご紹介してきましたが、「お金がかかってもいいので、市販品でより簡単にできるものはない?」という方もいらっしゃると思います。

そこで、ネットやホームセンターなどで購入できる、おすすめの商品をご紹介していきます。

《カビを取る商品》

まずは、カビを除去できる商品を見ていきましょう。

①カビホワイト 強力スプレータイプ(ビーワンコーポレーション)

壁やコンクリートに付いたカビ、苔などを除去するのに有効な商品が「カビホワイト 強力スプレータイプ」です。

カビの菌糸まで分解し、古い家に付いたカビを根こそぎ除去することができます。

また、薬剤は乾燥すれば無害なものへとなり、その安全性や効果は公的機関のお墨付きです。

木材や畳など、漂白剤により脱色や腐食するものには使えませんが、ビニールクロスの壁やプラスチック、お風呂などで使えます。

また、この商品のすごいところが、砂壁にも使えるところです。

色落ちしやすい材料が含まれている場合は使えませんが、それ以外の砂壁のカビを取れる商品はなかなかないので、砂壁のカビでお悩みの方におすすめです。

②カビとり一発(鈴木油脂工業)

ゴムパッキンやお風呂場のタイルの目地、シリコンコーキングなどに付いた黒カビを除去してくれる商品です。

臭いのないゼリー状のものなので、塗ったところにとどまってカビの内部にまで浸透し、除去してくれます。

③カビ取り侍(純閃堂)

40年以上カビ取り・防カビ研究をしてきた方が開発したカビ取りスプレーで、プロの方からも支持されている商品です。

押し入れや畳、窓やサッシなどの黒カビにも使用できます。
また、撥水効果もあるので、お風呂場などの水回りにおすすめです。

《カビを予防する商品》

カビを除去したら、カビの予防が重要になってきます。
では、どんな商品があるのでしょうか?

①防カビアロマ(トキワ産業)

天然由来のものから作られている機能性アロマで、カビの増殖を抑えるだけでなく、ダニの増殖の抑制や消臭効果もあります。

60日間効果が持続しますが、お値段が少し高めなのがデメリットです。

②強力防カビ剤B-10(野口商事)

業務用の防カビ剤で、ホルムアルデヒド含有率ゼロという商品です。
畳や押し入れ、壁などに使用し、カビの発生を防ぎます。

③バイオ窓のカビキレイ

バイオの力によってカビの発生を抑制します。
窓の上部に貼るだけというお手軽さも嬉しい商品です。

カビを抑制するための対策は?

古い家に付いたカビ臭さを消すには、カビを除去することがとても重要ですが、私たちにとって1番いいのはカビの発生を抑制することです。

上記で、カビを抑制する商品をご紹介しましたが、少々お金がかかります。

では、お金をかけずにできる対策は何があるのでしょうか?

①換気をこまめにすること

カビが繁殖する1つの条件として湿気が挙げられます。

日本は温暖で湿潤な地域なので、湿度が高いのは仕方がない面があり、湿度を上手にコントロールする必要があります。

そのための1つの方法が換気をこまめにすることです。

部屋の中の空気をこまめに動かすことで湿度を下げ、カビの原因になるのを防ぐことが重要です。

②湿度を上げないようにすること

雨が降った時は洗濯物を室内干しにされる方が多いと思いますが、例えば5kgの洗濯物を室内干しにした場合、3リットルもの水分が発生します。

室内干しをしている部屋はもちろん、湿度の低い押し入れなどにも湿気が流れてしまうので、家全体の湿度が高まってしまい、カビ発生の条件となってしまいます。

そのため、湿度が上がるような場合は、除湿器を使ったり、浴室乾燥機を使ったりするなど、できるだけ除湿をするように工夫をする必要があります。

③こまめに掃除をすること

湿度が高くても、カビの餌となる栄養分がなければカビは発生しません。
つまり、綺麗に掃除をしておけば、カビの発生を抑制することができます。

特に、結露しやすい窓や、水分が多い水回りなどはこまめに掃除することが大切です。

このように、カビを抑制するには、湿度と栄養分を減らすことが重要です。

せっかく古い家のカビを除去し、カビ臭さを消すことに成功しても、またカビを発生させたら元も子もありません。

十分に気を付けて、カビを発生させないよう気を付けましょう。

カビとさよならして、快適な日常生活を!

カビやカビ臭さを消す方法などをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

古い家の場合、長い時間湿度にさらされているので、カビが発生している場合が多く、悩まされている方も多いと思います。

カビは健康への影響も多いため、できるだけカビとはさよならしたいものですね。

しかし、湿度が高い日本では、カビとさよならというのはなかなか難しいものです。

そういう中でも、できるだけ自分がやれる対策を講じて、快適な日常生活を送りましょう。

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