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洗剤に使用期限はあるの?使っていない洗剤はまだ使えるのか

2017.9.19

食べ物には消費期限と賞味期限があります。

それぞれ安全に食べられる期限と、美味しく食べられる期限です。

同様に多くのものには使用期限がありますが、普段家庭で使われている洗剤に使用期限はあるのでしょうか。

知らないうちに効果がなくなってしまった洗剤を使っていた...なんてことにならないために、家庭用洗剤の使用期限について見ていきましょう。

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洗剤の効用とは

洗剤を使ったことのない方のほうが少ないかと思いますが、洗剤が何故汚れを落とすことができるのかご存知でしょうか。

それでは、洗濯用洗剤を例にご説明しましょう。

代表的な成分として挙げられるのが、界面活性剤です。
ラベルなどに書かれていますよね。

この成分は水を繊維に浸透させやすくする作用や汚れを分散させる作用があります。
衣服から落ちた汚れは、すすぎの段階まで洗濯機の中で洗濯物と一緒です。

そこで、分散した汚れが付着してしまわないか気になったことはありませんか?

界面活性剤は、この落ちた汚れを衣服に寄せ付けないようにする効果ももっています。
界面活性剤はとても働き者なんですね。

そして、洗剤には界面活性剤以外にも、汚れを落としやすくするために、酵素や漂白剤、アルカリ剤などがメーカーによって様々に配合されています。

さらに、直接的に汚れを落とす成分ではなく、繊維を白く保つ蛍光増白剤や、界面活性剤の働きを助ける水軟化剤などが含まれています。

これら全てが一体となって、洗剤としての働きをしているのです。

洗剤の働きと成分が分かったところで、次からは使用期限について詳しく見ていきましょう。

そもそも洗剤に使用期限はあるのか

そもそも洗剤は食べるものでもないですし、腐るものでもないです。

そのため、特に見た目の変化があるわけではなく、使用期限があるか否かを日頃気にすることさえないかと思います。

実際のところ、多くの洗剤には使用期限が記載されていません。
記載されていないということは、そもそも使用期限が存在しないということなのでしょうか。

家庭用洗剤を販売している大手メーカーのホームページなどを見ても、使用期限はないと書かれています。

ですが、数年ならまだしも、10年20年と放置されている洗剤に、新品と変わらない効果が維持できているかは疑問です。

そのような場面はあまり多くはないと思いますが、ストックしていて忘れていたような場合に、安心して使える目安のようなものが必要なはずです。

そこで、もう少し掘り下げてみましょう。

洗剤に使用期限が記載されない理由

食品には必ず、消費期限や賞味期限が記載されています。

これは慣例などではなく、食品衛生法などを根拠として義務化されているためです。
つまり記載しなければならないものです。

では、洗剤などにはそういった義務はないのでしょうか。

実は、家庭用品品質表示法という法律が存在します。
あまり耳馴染みのない法律名かと思いますが、衣服に付いている洗濯表示などがその例です。

洗剤もこの法律の対象となる家庭用品で、細かな取り決めが存在します。

では、使用期限に関してはどうなのでしょうか。

実は、使用期限に関する記載については、義務ではありません。
そのため、わざわざ記載されていないわけです。

恐らくですが厳密な使用期限というものは、殆どの製造者も確認をとっていないのではないかと思います。

それは一般的な容量の洗剤を使いきるまでの期間が、通常それほど長期間にはならないと想定されているためです。

洗剤を開けて何年も使い続けるという状況はそうそうありませんよね。

つまり、使用期限というものは洗剤には存在せず、現実的な期間は使用に耐えうる内容となっていると考えられます。

こうした状況で洗剤は使われてきましたので、使用期限についてはあまり気にしなくてもよさそうですね。

使用期限は記載されないが効果が弱まる場合も

一般的な家庭用の洗剤に使用期限が存在しないという事実について見てきました。
当然と言えば当然かもしれませんが、ひとまず安心ですね。

ですが、これはあくまでも常温の元、未開封で保管されていた場合です。

開封されていたり、高温の状態や乾燥した状態で保管されていた場合には、洗剤としての効果が弱まってしまったり、なくなってしまう場合があります。

使用期限こそないですが、保管状態を考え、三年程度を目安にストックも使い切ってしまうことをお勧めします。

あくまでも適切に保管されていた場合にのみ、使用期限を気に掛けずに使用できるということを覚えておきましょう。

また、洗剤の成分は、概ね化学物質です。

そのため、腐ることや変質することが殆どないものですが、天然由来の成分が含まれている場合には、勝手が変わってきます。

また、天然由来の成分が含まれている場合には、化学物質よりも先に天然由来の成分の効果が切れてしまう可能性があります。

そのため、天然由来の成分が含まれている洗剤については、開封後速やかに使い切ることをお勧めします。

通常の洗剤よりも、開封後は早めに使い切ってしまうべきでしょう。

使用期限に注意!オキシクリーン

一般的な家庭用洗剤以外にも、最近では重層やクエン酸といった、安価で手に入る成分を駆使して掃除することが広まってきていますね。

シンプルな成分にも関わらず、効果は抜群で、それでいて購入も保管も簡単となれば、使わない手はありません。

そんな掃除グッズの中でも最近注目を集めているのが、オキシクリーンです。
大容量で購入でき、あらゆるものを洗浄可能な万能洗剤です。

そのため、ついつい大量に水に入れて作り置きしたくなってしまいますが、実はオキシクリーンは、溶剤の有効性が6時間ほどで消えてしまうことが分かっています。

これは水に溶かした場合で、勿論粉末のまま保管する分には問題ありません。

重層やクエン酸に負けない洗剤ですが、その点で若干の使いづらさはあるかもしれません。

ですがこうした洗剤や有効成分の使用期限を押さえて使用することで、本来の力が発揮されます。
十分に理解し、存分に活用していきましょう。

使えなくなってしまった洗剤について

使用期限こそない洗剤ですが、保管状態が悪いと、見た目でも分かるほどに劣化する場合があります。

粉末状の洗剤の場合には、湿気の多い場所で長時間晒されていると粉末が溶けて、だまになったりします。

液状の洗剤でも、キャップが開いた状態で保管すると、乾燥してしまう場合があります。
こうなってしまうと洗剤として使うのは難しく、使用しても溶けにくく残ってしまう可能性が高いです。

無理に使用すれば、衣服が綺麗になるどころか逆に汚れてしまう可能性もあります。
この場合には、諦めて廃棄しましょう。

廃棄する際ですが、そのまま排気口などに流すのは環境にとってよくなく、漂白成分が強いと金属部品の変質に繋がりかねません。

そのため、もし排気口などから流す場合には水で希釈し、十分に薄めてから廃棄しましょう。

勿論地域によって決まりがある場合にはその決まりに則り、安全に廃棄できるように心掛ける必要があります。

洗剤の使用期限の実際

ここまで読んで頂きありがとうございます。

洗剤の使用期限は事実上存在しないことが分かりましたが、種類や保管状態によって左右されてしまうということが分かりました。

洗剤はまとめ買いすることの多い家庭用品ですが、適度にストックする程度に留めるのが賢明かもしれませんね。

この記事が皆さんの生活のお役に立てば幸いです。

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