机の塗装に飽きたら、スプレー塗装で自分好みに塗り替えよう

普段の、部屋の風景に、飽きていませんか?

その時に、机や椅子などの色合いを替えるだけで、ぐっ、と印象が変わりますよね。
しかし、家具をコロコロ替えることはできません。

そこで簡単にできるのが、スプレー塗装。

自分で、机や椅子を塗装することで、部屋の雰囲気を塗り替えてみませんか?

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机を塗装をする前に学ぶ基本

塗装作業は、大きく四つに分けられます。

1)プランを立てる
2)準備&下地処理
3)塗らない部分をマスキング、養生
4)塗装する

これはスプレー塗装だけでなく、どんなとそうにも言えることですが、この四つのテクニックを抑えれば、簡単にできるのが塗装の魅力です。

逆をいえば、この四つの基礎を押さえておくことで、仕上がりには、雲泥の差ができます。

1)プランを立てる

どのようなものに塗るか、しっかりとプランを立てることです。
大きさ、材質、塗料、色合い、使う道具で雰囲気が大きく変わってきます。

2)準備&下地処理

「塗り」で最も大切なのが塗装面の状態を整えておくことです。

未塗装なのか、塗り替えなのか、塗装面の材質によっても違いがありますが、塗装面の美しさや、長持ち具合は下地の状態にかかっています。

3)塗らない部分をマスキング、養生

机が動かせるサイズのものならば、作業に適した場所に段ボールや、新聞紙を敷いて作業場をつくり、動かせない場合はマスキングテープなどや養生シートで、塗らない部分を覆っておきます。

また、塗らない部分もスプレーが掛からないように、マスキングテープで保護しておくとよいでしょう。

4)塗装する。

スプレーでの「塗り」のコツは別途記載していきます。

机に合うのはどのスプレー塗装?スプレーの種類

スプレー塗装のほぼ全てが、エアゾール塗装になっており、「ハケを使用しなくてよい」、「ラッカーうすめ液で洗浄できる」、「屋内・屋外で使用できる」ことが、特徴になっています。

さらにスプレーは、大きく分けて5種類あり、それぞれ樹脂や乾燥時間などに、特徴があるのでご紹介していきます。

1)ラッカースプレー

樹脂の種類:硝化綿アクリル樹脂
乾燥時間 :30分程度
特徴   :仕上がりが極めてきれい
ツヤ   :あり/なし
主な用途 :自転車、電化製品などの鉄部、木製家具、木工品に最適
      門扉、フェンスなどの鉄部に適

2)耐熱スプレー

樹脂の種類:シリコン樹脂
乾燥時間 :1~2時間
特徴   :耐熱性大
ツヤ   :なし
主な用途 :自転車のマフラー、ストーブ、焼却炉などに使用

3)水性スプレー

樹脂の種類:アクリル樹脂
乾燥時間 :30~1時間
特徴   :たれにくい
ツヤ   :あり/なり
主な用途 :自転車、電化製品などの鉄部、木製家具、木工品に最適
      門扉、フェンスなどの鉄部、プラスチックに適

4)サビ止めスプレー

樹脂の種類:アルキド樹脂
乾燥時間 :1~4時間
特徴   :防サビ性大
ツヤ   :なし
主な用途 :門扉、フェンス。自転車、電化製品などの鉄部の下塗りとして使用

5)ニススプレー

樹脂の種類:ウレタン樹脂
乾燥時間 :2~4時間
特徴   :耐水性、耐摩耗性大
ツヤ   :あり/なし
主な用途 :木製家具、木工品に最適。ドア、ポーチの柱の木部に適

このことを留意して、机の材質を見極め、スプレー塗装を選んでいくとよいでしょう。

机を塗装する前にする準備

スプレー塗装前に準備する際に気を付けることをは4つだけですが、どれも重要になってきます。
一個一個基本だと思い、見ていきましょう。

1)塗る場所の確保

机の大きさにもよりますが、スプレー塗料は思っている以上に、塗料が飛ぶことを考慮しましょう。
しっかりと広範囲に養生を施す必要があります。

また、風通しがよい場所を選ぶとよいでしょう。
風通しがよいとその分、乾きもよくなりますし、また、塗料の臭いに酔う危険性もありません。

2)塗装は天気のよい日に

塗装と天候は、切っても切れない関係にあります。
塗装に向いているのは、乾燥を助けてくれる、好天の日です。

ただし、真夏日の炎天下では、乾燥が速すぎてひび割れを起こすことがあります。
また、好天でも、真冬などの気温が低いときは、乾燥が著しく遅れるため塗装に不向きです。

塗装に、必要な風通しですが、風が強すぎる日も避けるべきです。
埃などが舞って、塗りかけの塗装面に、埃やごみが付着する恐れがあるからです。

さらに、湿気がある日も避けるべきでしょう。
乾燥が著しく遅れる他、水分が塗膜面に取り込まれ、塗膜が剥がれる原因になります。

3)道具を揃えておく

いざ、机などを動かした際に、「あれはどこだ」とならないように、塗装を始める前に準備の確認をしましょう。

道具を探しをして、作業を中断するのは、好ましくありません。

机を動かす前に、養生する際などに、周りに準備しておいてから机をもってくるなど、自分の中でシュミレーションしておくとよいでしょう。

4)汚れが気にならない服装と手袋をすること

前途した通り、スプレー塗料は飛びやすい塗装剤ですので、汚れが気にならない服装が基本となります。

また、いざというときのために、手袋をすると尚いいでしょう。
軍手とビニール手袋がありますが、それぞれよい面があります。

軍手は、通気性があって快適ですが、塗料が多くついてしまうと染みてしまい、結局手に塗料がついてしまいます。

逆にビニール手袋は、塗料が染みてしまう心配はありませんが、塗料がつくとべたつき、作業がしずらくなります。

一番いいのは、ビニール手袋をした上に、軍手をすることでしょう。

塗装するときにやってはいけないこと

スプレー塗装をする際に、使用するスプレー塗料によって乾くスピードは違いますが、決してドライヤーなどは使用しないようにしましょう。

必ず、自然乾燥を心がけてください。
ドライヤーなどの使用は、ひび割れを発生させる原因になるので避けるべきです。

また、マスキングテープがなかった場合に、家にあるもので代用しようと、セロハンテープなどを使用する方もいらっしゃいますが、あまり好ましくありません。

セロハンテープは、粘着力がとても強いので、下に机に塗膜がある場合は剥がしてしまうことがあります。

また、下に塗膜がない場合も、側面に接した塗膜を剥がす危険性があります。

このように、やってはいけないことに注意して利用することで、より安全に塗装を勧めることが可能になります。

机のスプレー塗装の実践

机などを、塗り替えるだけで、部屋の雰囲気はがらりと変わります。
それほど難しい対象ではないので、ぜひ塗り替えにチャレンジしてみましょう。

家具の多くは、ステインで着色され、硬い塗膜を作るウレタンニスが塗られています。

これを、塗りなおす場合、ニスの塗膜やステインの着色部分を剥がすのは、難しいので、塗りつぶして、不透明塗装仕上げにするのが一番です。

また、平滑で均一な塗装面に仕上げるには、スプレー塗装が一番です。

ハケ塗りも濃淡、ハケ跡が独特の味わいになるのでお好みですが、今回は机のスプレー塗装をご紹介していきます。

1)養生する

まずは、周りを汚さない環境作りをします。
スプレー塗料が飛ばないよう、場所作りをしっかりと行いましょう。

2)サンドペーパーをかける

平面はサンドブロッグや、机の天板などの広い面は電動工具のサンダーを使うと、とても効率が上がります。
サンドペーパーがけは、木目に沿ってかけるのが基本。

ニスの研ぎクズがたくさん出るので、ウエスなどで拭いていきましょう。

3)スプレー塗装をする

裏側から塗装していきます。
まずは細やかな部分を塗装していき、次に広い面を塗装していくのがポイントです。

天板を塗装する際は横に向け、常にスプレーを立てた状態で、吹くようにしましょう。
スプレーを下向きにして吹くと、塗料の粒子が立ち、表面がざらついてしまいます。

右利きの場合、天板の左から右に向かってゆっくりと動かし、最後は右側に抜いていきます。
左利きの人は逆になります。

この動作を繰り返したら、今度は上から下に同じことを繰り返します。
往復させる塗り方はムラになるので避けましょう。

4)乾燥させる

指定の時間から様子をみて、乾燥させましょう。
その後、サンドペーパーで磨くとよいでしょう。

塗装のノリがよければサンドペーパーは400番台のものがよいでしょう。
ざらついているようであれば、240番台のものがよいでしょう。

スプレー塗装のコツ

何度も言うようですが、表面を平滑に仕上げたいならばスプレー塗装が一番理想的です。

今回ご紹介した机の塗装でも使ったスプレー塗装では、様々なコツがあります。
そのコツを今回は7つに分けて、ご紹介させていただきます。

1)マスキングをする

スプレーは塗料が広範囲に飛ぶので、しっかりと養生とマスキングするのが大切です。

2)缶はよく振る

塗装前はもちろん、塗装中もときどき缶を振ること。
塗料の吹き出しが滑らかになります。

3)必ず試し吹きをする

最初の粒子がかたまって拭きだすことがあるので、塗装の前に、どこかに試し吹きをすることが大切です。

4)塗装は細部から

最初に細部だけを塗ってしまいましょう。
全体を塗った後だと、吹きすぎてタレの原因になってしまいます。

5)20~30cm離して吹く

対象は常に20~30cm離して吹きましょう。
缶は寝かさないで、垂直に立てておくことも大切です。

6)一定スピード、一定方向に動かす

一度に厚塗りせず、薄く何度も吹きましょう。

常に一定スピード、一定方向に動かします。
1/2~1/3程度ずつ塗り重ねます。

7)使い終わったあとの処理

スプレーの中身が残っている場合は、しまう前に逆さまにして、数秒間空吹きしておきます。
こうしておくことで、噴出口が詰まることがなくなります。

使い終えたスプレー缶は、完全にガス抜きをしてから捨てましょう。

初心者から始められるスプレー塗装

道具さえ揃えれば、簡単に始められるスプレー塗装いかがでしたか?

なかでも、ツヤありはムラが目立ちやすいので、ツヤなしを選んだ方が、最初はやりやすいかもしれません。
ハケなどの、道具を沢山用意しなくていいのも、スプレー塗装のいいところ。

身近に気分を替えたい物があったら、普段持ち歩いている小物からチャレンジしてみては、いかがでしょうか?
風通しさえよければ、家の中でも、簡単にチャレンジできますよ。