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昔懐かしい『学校ストーブ』~あなたの思い出のストーブは?

2017.9.15

ストーブとは。

石炭・ガス・電熱などを用いて室内を暖める器具であり、調理器具も含まれるとのことです。
つまり『暖まるもの全般』ひっくるめてストーブと呼べるようです。

燃やすモノもさまざまで、薪、石炭、木屑、木質ペレット、コークス(石炭を蒸し焼きにしたもの)、オガライト(おがくずを固めたもの)などがあります。

現在の多くの施設では使われないようなものでも、昔の学校など思い起こしてみれば、冷え切った体をそこに寄せ合う生徒たち、また暖かい香りさえ回想されることでしょう。

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暖房器具の今と昔!暖め方の違い

現在の『暖房器具』といえば何を思い浮かべるでしょうか。

代表的なのは、やはり〈エアコン(エアコンディショナー)〉でしょうか。

そして、電気や石油、ガスを利用するヒーターやストーブなどがあります。

また、電気ストーブにはさまざまな種類があり、ハロゲンヒーターやカーボンヒーターという名称で販売されている『遠赤外線・近赤外線ヒーター』、輻射熱(ふくしゃねつ)を利用してあたためるパネルヒーターといったものも最近では見かけます。

また、おしゃれなデザインで『ファンが見えないファンヒーター』、冷暖房両用のものなども出てきています。
今の世の中にはこのように新たな技術を駆使して、様々な暖房機器が存在しています。
このように今では、ストーブが主流となっていた昔と比べると暖める暖房機器に違いがあります。

また、基本的暖房機器は、暖かい風を送ってくれるものが部屋全体の空気をすばやく暖めてくれてくれます。

現在の多くの方が使用している暖房機器となっているエアコンは、部屋の冷たくなった空気を室外機から外へ逃がして、暖かい空気で部屋を満たして暖めます。

対し、ハロゲンや石油「ストーブ」のように、オレンジの暖かい光で発熱するタイプのものは、じっくりと時間をかけて部屋の温度を上げていきます。

時間はかかりますがその力は大きく、時間が経てば経つほど暑さまで感じるくらいの威力があります。

また、昔は学校でストーブなど使用しているところもありました。

筆者は寒冷地出身のため、実家では石油ストーブを利用し、ヤカンを沸かし、もちを焼いていたのを覚えています。

そして子供の頃は、ナイロン製のジャンパーを見事焦がし、穴を開けました。
今はエアコンの使用率が高くなったので、そのような悲惨な経験をする子供は減ったことでしょう。

あなたの『学校ストーブ』どんなストーブ?

冬には雪の積もる土地かそうでないか、利用する建物が鉄骨か木造か、コストパフォーマンスはどうか、などそういった面で使用する暖房器具を選ぶことでしょう。

では、現在より選択肢の少なかった頃はどのような器具を使用していたでしょうか。

ご自身が子供の頃の冬を思い出そうとするとき、セピア色の風景の中、校舎にあった暖房器具はどんな形だったか、思い出せますか。

きっと、その暖房器具にまつわる思い出もあったかもしれません。

あなたの生まれた年が遠ければ遠いほど、その器具はきっと今では貴重なものになっており、使われているところは減っているかもしれませんね。

ここからは、昔の学校で使われていたストーブの種類をご紹介していきます。

あなたの学級にあったストーブは、見つかるでしょうか。

昔の学校で使われていたストーブの種類

ここからは具体的に昔の学校で使われていたストーブの種類について見ていきましょう。

【ポット式ストーブ】

これは灯油式のストーブです。

学校にこのストーブが置いてあったところは、『灯油を汲みに行く当番』があったかもしれません。

ものすごく威力があり、この近くの席の子は暑くてたまらない、なんてこともあります。

煙突が付いており、天板のスペースにはヤカンを乗せるくらいのスペースがあったので、室内の乾燥を防ぐためにヤカンが乗せられていたかもしれません。

他に子供たちのヤケド防止に柵で囲われていた教室もあったでしょう。
この柵が結界のように感じた方もいたのではないでしょうか。

このポット式ストーブは、現在でも見かける事ができます。

パワーがあるので、寒さが厳しくなる山のコテージなどでは今でもメジャーかもしれません。

また、インターネットで購入する事も可能です。

【だるまストーブ】

正式には「ダルマ型胴張ストーブ」と言います。

これは電気もガスも使わず省エネで、木屑を燃やして暖めるいわゆる原始的暖房器具です。

石炭も利用できます。

これもやはり火を使うため、暖めるパワーは高く、やはり近くの生徒は暑いです。

形も可愛いため、近年また見直されているようで、5万円台から購入が可能となっているようです。

まだまだある、昔の学校ストーブ

【時計型薪ストーブ】

今見ると可愛いデザインで人気が出てきています。
上から見ると、大小の円が並んだ、「振り子式の時計」のような形をしています。

ブリキでできており、これも直に火を燃やすため暖房としてのパワーはかなり高いです。

今でも、手に入れたい場合は4万円台で購入できるようです。

【火鉢】

戦後のような昔の時代になると、火鉢を暖房器具として利用していたとも言われています。

しかし、学校では教室ではなく、職員室にのみ設置してあったり、教壇の隅に設置してある事が多かったようです。

昔ですから、子供より大人の環境のほうが尊重されたのでしょう。

昔へ遡るほど、何かを熱したり直接燃やして使用するものが多かったと言えます。

20年前の小中学校の思い出

筆者の通っていた小中学校で使用されていたのは、【セントラルヒーティング】と呼ばれるシステムで、アコーディオンのような形状のラジエーター(放熱器)のような暖房機器です。

ストーブの変わりに各教室に設置されていました。

当時はセントラルヒーティングなどいう名称は知らず、「ペチカ」と呼んでいました。
ペチカは、ロシア語が由来です。

東北の雪国でしたが、1時間も授業を受けていれば十分教室が温まった記憶があります。

このセントラルヒーティングもとい”ペチカ”は、ボイラー室で沸かした温水を各教室のラジエーターに送ることで暖めていたということです。

温まってから時間が経つと、直に触ったときとても熱かったのを覚えています。

ジャージを着た状態でペチカの上に座ると、衣類にアイロンをかけた時のような暖かい匂いがしました。

また、設置時の初期費用は高額かもしれませんが、その後の継続的なコストパフォーマンスとしては優れていました。

その利点とは、

・経済的であること
・安全面に優れている
・空気が汚れない
・騒音が無い
・風が出ないのでホコリが舞わない

など、利点が多かったようです。

この”ペチカ”、そもそもはヨーロッパのシステムで、日本においてこのシステムに利用される蒸気が「都市から供給されている」のは、北海道の一部に限られているそうです。

筆者は道産子ではありませんが、学校のボイラー室で焚かれた蒸気・および温水が、全室に送られていたようです。

昔からある総合病院の病室でも、見かけることができますね。

昔の暖房器具に対する海外の反応

上記でご紹介したセントラルヒーティングなどで、家やビルなど建物の全体を暖める仕組みは、海外では昔からある価値観だったようです。

ですから、日本のように暖めたい部屋一つ一つに、ストーブなどの何かしらの暖房器具を用意していることは少ないのです。

そのため、海外ではその部屋を出て「寒い」ということが少ないため、昔の日本の暖房器具の扱い方を見て、「先進国なのに不思議だな」と思われている方も多かったようです。

今でこそ新築で家を建てようとすれば”オール電化”やガスの利用で、家全体がいつも暖かい状態を保つように造るのは当たり前になっています。

しかし、それでもまだ『なぜ日本は冷暖房器具がないんだ?』と言わしめるほどに、遅れを取っているのも事実でしょう。

しかし、日本特有の独特の暖房器具に、憧れを持っているからも少なからずいらっしゃいます。

学校では使われないでしょうが、古くは室町時代から使われていたと言う”コタツ”はそんな外国人の憧れの代表かもしれません。

「セントラルヒーティング」という考え方と正反対を行く発想であることも、面白みの一つですね。

文化は思い出、”ストーブ”に見る個性

年代、地域、学校の考え方などによって、さまざまなストーブを見る事ができました。

どなたかとこの話題について話すとき、きっと「あなたのストーブ」に関する思い出が何かしらよみがえるかもしれません。

お弁当を温めた、牛乳を温めた、ヤケドした、テープの内側に入る遊びをして怒られた、などなど。

筆者は東北から現在西日本に移住し驚いたのは、賃貸では灯油を使用してはいけないこと、寒い日は意外と簡単に水道の水が凍る事(寒冷地仕様になっていないため)です。

日本特有のストーブ文化、まだまだ大事にしていきたいものですね。

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