ダイニングソファって?くつろぎから食事まで一ヶ所で!

一昔前まで、くつろぐリビングと食事を食べるダイニングは別々の部屋でした。

しかし、最近ではマンションなどの住宅事情から、両方の機能を兼ね備えたソファダイニング選ぶ方が増えてきています。

お部屋を広々と使うことができますし、一ヶ所にまとめることによって家族で一緒に過ごす時間を増やすことができます。

くつろぎから食事まで、家族の時間を変えてみませんか。

狭いお部屋を有効活用!ソファで食事をする生活

家族がたくさんの時間を共に過ごすことになるリビングダイニングは、家の中心になることでしょう。

しかし、素敵な空間にしようと思っていたのに、家具や物が沢山置かれていて理想とは程遠くなってはいませんか。

そこで、リビングダイニングルームを心地良い空間にするにはどのようにすればよいのでしょうか。

まずは、ダイニングに食卓セットを、リビングにはソファを配置するといった考えは1度止めてみましょう。
近頃ではダイニングテーブルとソファが一緒になっている、リビングダイニング兼用セットが人気になっています。

食事もできて、ソファとしてリラックスすることも可能なリビングダイニング兼用セットを使用すれば、ダイニングとリビング空間が1つの空間になります。

そして、空いた空間を広く使い、子供の遊ぶ場所として使用したり、パソコンなどの書斎として使用したり、ヨガなどのエクササイズを行う場所として使用したりと、色々使えます。

また、リビングダイニングルームが10畳以下だとソファを置けないと思ってはいませんか。
リビングダイニング兼用セットでしたら、決まっている空間でもソファを使用できる生活が可能です。

リビングダイニング兼用セットは、一般の食卓セットと比較すると、低めに設計されています。
低めの家具を置くことにより、圧迫感は減少し、部屋が広く見えるという作用があります。

ソファダイニングのメリット・デメリット

1番のメリットは、狭い空間なのにダイニングテーブルで食事ができるという事です。

一軒家のような広いダイニングリビングがあればいいのでしょうが、リビングダイニングが10畳程度だとダイニングテーブルは置きづらいでしょう。

多数の人がリラックススペースを1番に考え、ソファやテレビを主にしたリラックス空間を作ろうとするので、ダイニングテーブルは結果的に置けなくなってしまいます。

しかし、10畳をダイニングとリビングに分けてしまうせいで手狭になるのだから、10畳全てでダイニングとリビングを一緒にしたインテリアにしてしまえば良いのです。

ここがソファダイニングのメリットで、10畳の空間で食事ができて、リラックスも可能な空間を作り出すという手法です。
ソファは食事やリラックスタイムにも使用できます。

そして、デメリットはやはりテーブルの部分でしょうか。

リラックスタイムにテーブルが邪魔だと思う人もいるようですが、飲食物を置くのに必要です。
ですが、飲食物を置くだけに使用するには大きすぎるかもしれません。

また、床の生活に慣れている人は、リビングの中心に高めのテーブルが置いてあると、圧迫感を感じる可能性があります。
床に寝転がるのが好きな人や、ソファに座るより寝転がるのが好きな人には不向きかもしれません。

あなたに合ったリビングダイニング兼用ソファの選び方

それでは、ソファを選択する時に気を付けるポイントはどこなのでしょうか。

①食事の時・リラックスタイムの時、それぞれの座り心地

リビングダイニング兼用ソファだと、食事の行いやすさを考慮し座面は固め、奥行きは浅めに製作されています。
ですが、ダイニングの方に傾きすぎるとリラックス感が減り、ソファでゆっくりしたいという願いはあきらめないといけません。

ソファ感を大事にした座り心地で、ダイニング機能もしっかりしている座り心地、商品の特徴と自分たちの望みを見定めることが大切です。

②ソファの張地をファブリックにするか、合皮レザーにするか

どちらにするかでイメージは結構変わってきます。
合皮レザーだとダイニングの感じがとても増え、ファブリックにすると温かい感じがしてリラックス感が増えます。

しかし、ファブリックにしたら食事のせいで生地が汚れてしまうかも、と気になることでしょう。
そのため、取り外し可能でドライクリーニングできるカバータイプなのかを確認しましょう。

そして、ダイニングとリビングどちらにも使用するので、使用頻度が一般のソファよりも高くなり、生地の損傷も早くなります。

そこで、生地の買い替えが可能な物を選択しておけば、もし生地が損傷してもそれを取り替えるだけで済みます。

ソファに合わせてテーブルの高さを考える

ソファを選択したら、次はソファに合わせてテーブルの高さも調整しましょう。
リビングダイニングソファとして、使う時の丁度いいダイニングテーブルの高さについてご紹介していきます。

生活に合わせてダイニングテーブルの高さを調整します。
国内で多く作られているダイニングテーブルの高さは、700~720mmが主になります。

それに合わせてイスの座面の高さは400~420mmになります。
この2つの高さが基になっているのが“280mmの高低差(目安)”です。

しかし、テーブルでパソコンやミシンを使用することが多々あるという人は、+20mmの700mmの方が良いでしょう。
目線がテーブルに近いことで作業が捗るので、効率も上がります。

他に、自分の好きな飲料を片手に、雑誌などを読んだり、音楽を聞いたりするなど、テーブルでゆったりと過ごすことが好きな方は、基準値より-20mmにして、テーブルの高さを660mmにしてみてはいかがでしょうか。

テーブルの高さが低いほどテーブルからの圧迫感が減るので、ゆったりとした時間をより過ごせます。
照明にもこだわれば、カフェ風になり食事がより美味しく感じるのではないでしょうか。
リビングダイニングでは、生活に合わせてソファテーブルの高さを調整することをおすすめします。

一人暮らしには最適なソファダイニング!食事も勉強も一ヶ所で

一人暮らしだと、使用できる空間って少ないでしょう。
少ない空間を上手く利用するには“ソファダイニング”がおすすめです。

根本的には、家族向けの商品ですが、一人暮らしでも大丈夫です。
おすすめのソファダイニングセットは、セットで販売されているもので、一人暮らしに適しているものを2つご紹介していきます。

①DARNEY(ダーニー)
レトロな感じが洒落ているソファダイニングセットです
狭い場所にも置きやすい小さめのテーブルが特徴です。

モケット素材と合皮素材の組み合わせがレトロ感を醸し出し、小さなカフェ空間を演出してくれます。

ソファは座面高を37cmになっていて、テーブルの高さも少し低いです。
背が高い人には少々座りにくい可能性があります。

ひじ掛けがあるものとないものがあります。

②BULD(ボルド)
コンパクトに置けるソファダイニングセットです。
コンパクトと言っていますが、ソファダイニングとしてという意味です。

このセットですと、200cm×150cmの場所に置くことが可能です。
外見も単純な長方形ですので、お部屋に無駄なスペースができません。

テーブルはちょっと大きい120cm~130cm位ですが、少しのスペースでリビングもダイニングも兼ねる空間ができるのは素敵でしょう。

L字のソファなので、2~3人程度は座ることができるので、友達などが来た時も対応できます。

このテーブル1つで、食事や勉強など色々なことができます。
外見もすごくお洒落なので、インテリアとしてもおすすめです。

こどもにとっても良いことだらけ!家族で食事をする時間が増える

あっという間におもちゃが増え、部屋の中がおもちゃで溢れかえってはいませんか。
片付けようにもしまう場所がないなんてことにもなることでしょう。

ソファダイニングを使用すると大きな空間が生まれますので、そこを子供の遊び場所にすることもできますし、収納場所も増えます。

・片付けの習慣化

絵をかいたり、何か作ったりとテーブルの上って子供の遊び場所に変化します。
リビングとダイニングにそれぞれテーブルを置くと、リビングが散らかっていても、ダイニングで食事することが可能になるでしょう。

それを1つにしてしまえば、「食事の前にはお片づけをする」といった風に片付けを習慣化させることが可能です。

・ちゃんと座って食事をする

座卓を使用している方の話ですが、床に座って食事をする時、小さな子供は立ち上がったり、ふらっと遊びに行ったりするので、落ち着いて食べることができないです。

ソファダイニングは根本的にダイニングテーブルと似ているので、子供の足がつかないままで食事をすることが可能です。

・お部屋の中心に家族が集合する

ダイニングとリビングの2つの空間があると、ついそれぞれの場所で過ごすことが増えます。

1つのテーブルで食事をしてテレビを見る、といったように同じ場所で過ごすことが増えると、自然に会話も増えてコミュニケーションも取れることでしょう。

広々空間で自然と家族が集まるようになるかも?!

リビングとダイニングを兼ね備えるソファダイニングは、上手に使えばスペースを有効に活用できますし、家族の時間を増やすことができます。

さらにこどもにいい習慣が身につくかもしれません。
生活スタイルが変わってしまうから始めにくい、と思っている方も、一度挑戦してみてはいかがですか。

広々とした空間で家族の会話が増えるかもしれませんよ!