賃貸住宅に一人暮らし!フローリングにカーペットは必要??

賃貸住宅で、フローリングの部屋って多いですよね。

フローリングを傷つけないようにカーペットを敷くべきか、検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事を読んで「カーペットは本当に必要なのか?」という疑問を解消してください!
今後、一人暮らしを考えている方も、ぜひ参考にしてくださいね。

賃貸住宅で、フローリングのまま生活する際に注意すること

賃貸住宅の床がフローリングだった場合、カーペットを敷く派でしょうか。
それともカーペットは敷かない派ですか。

賃貸住宅のフローリングにカーペットを敷かない場合、注意すべき点がいくつかあります。

フローリングは木でできています。

家具などの重いものを引きずったり、固いものやとがったものを落としてしまうと傷がつきやすく、退去のときの原状回復に大変な費用がかかることになってしまう場合があります。

入退去のときの荷物の出し入れや、模様替えで家具を移動するときなどにもフローリングに傷をつけないよう注意しましょう。

また、喫煙する場合には、フローリングを焦がさないよう注意が必要です。

フローリングの原状回復で済めばまだよいですが、火災になったらとり返しのつかないことになってしまいます。
タバコの火の始末には十分注意しましょう。

窓から雨が吹き込んでフローリングが濡れてしまう場合があります。

フローリングは、ワックスで防水されてはいますが、そのままにしてしまうとフローリングの木が水分を吸収して変形したり、腐ってしまう場合もあります。
フローリングが濡れたときはすぐに拭きとりましょう。

フローリングの上をスリッパで歩く足音が階下に響く場合があります。
知らず知らずに下の部屋に住む人に大変なストレスを与えてしまうことになるかもしれません。

フローリングにカーペットを敷かない場合には、足音などの生活音にも注意が必要です。

賃貸のフローリングにカーペットは敷いた方がよい?

賃貸住宅の床がフローリングの場合、カーペットを敷いておくことがおすすめです。

カーペットを敷くことで、フローリングを傷から守ることができます。
フローリングは固く頑丈なように見えますが、意外と傷がつきやすい木でできています。

鍵を落としてしまったりなど、ちょっとしたことですぐに傷がついたりします。
フローリングに傷をつけてしまうと、退去のときに高額な原状回復費用を請求されることにもなりかねません。

カーペットを敷いておけばうっかり物を落としてしまったりした場合などの多少の傷は防げるでしょう。

事実、日常の生活を考えたとき、ソファや椅子に座っているよりも床に座っているときのほうが多くありませんか。
ソファに腰掛けるよりも、ソファを背もたれにしてフローリングに座っているなどという人も少なくないでしょう。

そんなとき、フローリングにカーペットを敷いていたほうがお尻も痛くなりにくくなります。

冬の暖房器具の中で最も電気代が安いと言われているのはこたつです。
他の暖房器具を使用するよりも断然電気代の節約になります。

冬にこたつを使用する場合にも、フローリングにカーペットを敷いていたほうがよいでしょう。

賃貸のフローリングに敷くカーペットの色・形・サイズは?

賃貸住宅のフローリングにカーペットを敷く場合、大きさや色、形をよく考えてから購入しましょう。

大きさは賃貸住宅の部屋の広さや間取りに合わせるのがおすすめです。

こたつやテーブルの下だけにカーペットを敷く人もいるようですが、部屋全体を大きくカバーしたほうがフローリングを傷から守ったり、生活音を抑えるなどのカーペットのメリットが最大限に活かせます。

小さいカーペットでは、居住空間が分断されて窮屈な感じになってしまう場合もあります。
小さいカーペットよりは大きいカーペットを選んだほうが快適に過ごせるでしょう。

また、白色のカーペットは部屋全体を明るくしてくれますが、汚れやすいというデメリットがあります。
汚れが目立ちにくい色を選ぶのがおすすめです。

また、カーペットの色をカーテンの色に合わせると統一感のある部屋になります。
形は部屋の形に合った四角形のカーペットがおすすめです。
丸や楕円形のカーペットはおしゃれですが、部屋の角に隙間ができて部屋の使い勝手が悪くなってしまいます。

賃貸のフローリングに薄手カーペットだとお尻が痛い!対処法は?

賃貸住宅のフローリングには、傷防止のためにもカーペットを敷くのがおすすめです。
また、カーペットを敷いても薄い場合には、お尻が痛くなってしまうこともあります。

そんな場合の対処法もあります。

まず、お尻の痛みを解消する方法として、誰でも真っ先に思いつくのは座布団でしょう。
一人暮らしで自分の居場所だけ座り心地がよければよいという場合などには、座布団でお尻の痛さは解決できます。
長座布団などにするとちょっと横になったりすることもできて便利です。

また、薄いカーペットの上にもう一枚カーペットを重ねて全体をカバーしてもよいでしょう。
部屋全体をカバーすれば部屋のどこに座ってもお尻が痛くなりません。

他には、ホットカーペットを下に敷くという提案もありますが、元々敷いていたカーペットがホットカーペット対応でない場合は、カーペットの下に敷くのは避けたほうがよいでしょう。

熱伝導率が悪いだけでなく、カーペットの裏に滑り止めなどがついている場合にはそれが熱で溶けてしまう場合があります。
そのため、カーペットがホットカーペット対応でない場合は、ホットカーペットを下に敷くのはおすすめできません。

もし、ホットカーペットではなく違う解決策を考えるのであれば、カーペットを2枚敷くという方法があります。
カーペットに厚みが出てお尻が痛くなるのを軽減することができますよ。

寝室にはフローリングorカーペット、どちらがおすすめ?

賃貸でもそうでなくても、フローリングの寝室にはカーペットを敷くのがおすすめです。フローリングの部屋とカーペットを敷いた部屋とでは音の響き方が違います。

カーペットは音を吸収してくれるので、カーペットを敷くと静かな寝室になります。
下の階への足音の響きなども軽減することができます。

裸足で歩くことも多い部屋というと寝室が挙げられます。
そこでカーペットを敷いていれば、床を歩くときの足裏の感触が柔らかで気持ちよく感じられます。

夏場はフローリングのほうがひんやりとして気持ちよいかもしれませんが、冬場はカーペットを敷いていたほうが言うまでもなく温かいです。

季節によってカーペットの素材をかえてみてもよいかもしれません。
品質のよいカーペットを敷くとホテルのような高級感も出ます。

フローリングのほうがお掃除が楽だったり、ダニの心配がないなどのメリットもあります。

賃貸の場合には特に、傷防止や階下への迷惑防止のためにもカーペットを敷くのがおすすめです。

寝室のカーテンやカーペットは何色がよい?

賃貸でもそうでなくても、寝室は寝心地のよい空間にしたいですね。
寝室のフローリングに敷くカーペットはどんな色がよいでしょう。

寝室は寝るだけの部屋だからと、寝室の色などには無頓着な人もいるかもしれません。

しかし、眠りにつく前に目にする色は就寝中の神経に大きく影響するとも言われています。
例えば、眠る前に赤色を目にしていると交感神経が活発になり、リラックスして眠りにつくことができなくなってしまいます。

安眠に効果的な色のひとつは青色です。
カーテンやカーペット、寝具のカバーなどを青系の色で合わせるとよいでしょう。

暖色をとり入れるなら、アースカラーと呼ばれる茶系やベージュのものがおすすめです。
家具を茶系の木目やベージュなどにするとよいでしょう。

また、黄色にも睡眠ホルモンの分泌を促す効果があると言われています。
派手にならない程度の淡い黄色を選びましょう。

寝室に使用する色は3色以内がよいと言われています。
いろいろな色が混在している部屋では気持ちが落ち着きません。

部屋全体を白や茶系で統一し、差し色に青や緑を使うとリラックス効果の高い寝室になるでしょう。

賃貸ならカーペットがおすすめ!

賃貸住宅のフローリングを傷つけないためにも、カーペットは敷いた方が安心ですね。

特に冬場はフローリングよりも、あたたかく過ごせます。

また、カーペットは吸音効果が高いので、階下に響く足音も軽減できますよ。

カーペットを選ぶ際には、薄手のものよりも、厚みがあってクッション性の高いものがおすすめです!