賃貸マンションの畳交換は借主が負担するの?費用はいくら?

賃貸マンションに住んでいるけど、和室の畳が劣化してきたときに自分で交換するのか、大家さんが交換してくれるのか、疑問に感じませんか。

そんな疑問を解消しましょう!

畳交換の費用やメンテナンス方法など、畳に敷いていたお布団にカビが生えた時の対処法についてもご紹介します。

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賃貸マンションの畳交換は貸主or借主どちらが負担する?

アパートやマンションで暮らしていると、引っ越してきた時や出て行く時に、畳を新しいものと交換するように言われることがあります。

しかし、畳の交換に掛かる費用は、契約書に「部屋を借りている人が支払うこと」と記載されていない限り、部屋を貸している方が負担することになっています。
ですが、これはあくまでも、部屋を普通に使っていた場合の話です。

例えば、煙草の灰を落として焦がした、食べ物や飲み物の染みが付いているといった理由なら借りた本人が責任を取らなければならないでしょう。

部屋の住人と管理人や大家がこの件で揉めることは珍しくなく、時には裁判沙汰にまで発展してしまうのです。
そんな事態を避けるためにも、契約書にはしっかりと目を通し、何が書かれているのかを把握しておきましょう。
もしも見落としがあれば、チェックの甘さを指摘されるかもしれません。

少しでも出費を抑えるのなら負担する金額の減少を交渉するべきですが、支払いを引き受ける代わりに、張り替えを請け負ってくれる業者は自分で決めたいということをお願いしても良いでしょう。

ほとんどの大家や管理人はすでに何処かと契約を済ませていますが、費用はかなりの金額になるので、決して悪い話ではないのです。
持ち掛けてみる価値は十分あると言えるでしょう。

畳の名称・サイズ。マンションサイズは?

マンションの部屋に合っているものと畳を交換したいけれど、サイズを始め、畳に関することがよく分からない。
そんな時は次の3つを覚えておくと良いでしょう。

まずは「畳床」です。
これは畳の中身を指しています。
表面にゴザが張ってあるので通常は見ることが出来ません。

そのゴザのことを「畳表」と言います。

最後は「畳縁」です。
その名の通り、縁に張られている布の呼び名です。
柄や模様がいくつもあり、雰囲気に合ったものを選べます。

畳のサイズについてですが、実は各地域によって使われている大きさが違っているため、これからお教えするのはあくまでも目安程度であると思って下さい。
なお、単位は全て「cm(センチメートル)」です。

・191×95.5
京都を中心として、主に関西で使われています。

・182×91
名古屋を中心とした、中京地方がメインです。

・176×88
東京を中心に、関東で使用されています。

・170×85
団地やアパート、マンションなどの集合住宅が主です。

ちなみに畳の大きさや部屋の広さを測る際には「寸」や「尺」、「坪」などの単位が用いられることがあります。
これらは「1寸=3.30cm」「1尺=30.3cm」「1坪=3.31㎡(約2畳)」であると頭に入れておけば役立ちます。

交換しない場合もある!?畳の張替え方法とメンテナンス方法

アパートやマンションでは、畳の交換を頼まれることもありますが、メンテナンスの頻度によっては取り替える必要がなくなるかもしれません。

そもそも畳の張り替えには3つの種類があります。

1つ目は「新畳」と言い、畳を丸ごと新しいものと取り替えます。
2つ目は「表替」と言い、畳の表面に張られているゴザの部分だけを新しくします。
最後の「裏返し」はゴザと縁を取り外し、ゴザはひっくり返して、縁は新品と交換することを言います。

畳は使い始めて2年ほどすると徐々に日焼けが目立つようになり、少しずつ劣化していきます。
5年くらいで取り替えるのなら表替を、10年以上経っていれば新畳を行うと良いでしょう。

そして、こまめな掃除やメンテナンスも大事です。
フローリングよりもカビやダニが湧きやすいので、出来るだけ気を遣わなければなりません。

まず、畳の上にはカーペットなどを敷かないようにして、水分に弱いので拭き掃除をする時は必ず雑巾を固く絞りましょう。
加湿器の湿気にも気を付けて下さい。

湿気が籠もるようなら、窓を開けて空気の入れ替えを行いましょう。
扇風機を使って室内に風を送るのも良い方法です。

畳交換や修理の費用。費用を抑えるポイントは?

アパートやマンション、一軒家などに使われている畳を新しいものと交換する際に掛かる費用は3~10万円が相場とされています。
とはいえ、あくまでも概算であり、畳の状態や張り替える枚数などによって異なります。

畳はこまめにメンテナンスをしていれば長持ちする床材ですが、ほとんどの家庭ではあまり手入れはされていません。
基本的に片面の寿命は2年ほどで、畳を敷き詰めてある床は10~15年は使えると言われています。
しかし、これらはメンテナンスをしている場合なので、大抵はこれよりも早く寿命を迎えてしまうことでしょう。

普段から出来る対策としては、飲み物を畳がある部屋に持ち込まないようにして、もしこぼしてしまったらすぐに拭きましょう。
素材であるイグサも中国製ではなく国産が望ましいところです。

海外製は値段が安いぶん、劣化も早く始まってしまうので、出費を抑えたいのならとりあえず目先の費用を安く済ませるか、それとも使う期間を考えて、高価だけれど長く使える畳にするのか、しっかりと考えて下さい。

畳にお布団を敷くときのカビ対策と除去方法

アパートやマンションでは畳のある和室に直接お布団を敷くことも多いかと思われます。

しかし、畳は湿気に弱く、溜まってしまうとカビが発生してしまい、最悪の場合は新品と交換しなければならなくなることでしょう。

対策としては、敷きっぱなしにしていたり、畳んだ後でそのまま放置しておかないことです。
畳ベッドを使っているのなら下側のスペースに物を置かないようにして、畳部分をこまめにひっくり返したり、お布団を折り畳んで畳の部分が出るようにすると良いでしょう。

そして、天気の良い日にはお布団を干し、室内の空気を入れ替えて下さい。

カビは小規模なら取り除くことが出来ます。
掃除機で吸い取るか、濡らしたティッシュで拭いてやるだけです。
ただし、掃除機の種類によっては空気中にカビを撒き散らすだけなので、拭き取る方が良いかもしれません。
また、使ったティッシュはビニール袋に入れてから捨てましょう。

この他にも重曹を混ぜた水か中性洗剤を吹き付けて、3分ほど経ったらブラシで擦り、濡れたティッシュで拭き取る方法があります。
カビが残ってしまったら、消毒用エタノールを70%の濃度にしてから刷毛で塗るか、スプレーボトルで吹き付けて下さい。
その上から濡れたティッシュで覆い隠し、3分ほど放置します。

作業中は換気を忘れないようにしましょう。
乾かす際にも窓を開けて、風通しを良くすれば早く乾燥します。

マンションでお布団が干せない時のダニ・カビ対策

お布団を敷きっぱなしにしないできちんと干せば、畳にカビやダニが湧かないので新しく交換する必要がなくなります。
それは湿気が失われるからです。

カビやダニは高い気温と湿度を好むため、人間の寝汗や空気中の湿気が籠もっているお布団は繁殖にはうってつけの場所なのです。
そのため、お布団を日光に当てることで、乾燥させてやればほとんどを死滅させることが出来るのです。

しかし、最近では、アパートやマンションは外からの見栄えが悪くなるという理由や、高いところからの落下を防ぐために、ベランダの手摺りでお布団を干してはいけないという決まりがあることが多いようです。

また、決まりがなくても「外壁が汚れているから干したくない」「一階に住んでいるので人目が気になる」と感じる人も少なくありません。
特に一人暮らしの女性は、自分が一人暮らしであるということを知らせるサインになってしまうため、干したくても干せない場合があるようです。

どうしてもベランダに干したいのなら、布団干しを使いましょう。
伸縮タイプなら調節も可能ですし、片付けも場所を取りません。
雨の日の部屋干しにも使えます。

そもそもベランダがないという時は、布団乾燥機の出番です。
カビの好きな湿気は吹き飛び、ダニは50℃以上の温度には耐えられないので、ダニとカビをいっぺんに追い払えます。

まず賃貸契約書をチェック!

畳交換は基本的に貸主の負担となるようですが、契約内容によっては借主に請求される場合もあるので、まず賃貸契約書をよく確認しましょう!

表替をするなら5年、10年以上であれば新畳がおすすめです。

畳はこまめなメンテナンスを行うことで長持ちさせることができ、トータルでの費用を抑えることができます。

普段から飲み物を畳の部屋に持ち込まないようにしたり、もし飲み物をこぼした時は、すぐに拭き取るよう心がけましょう。