新築のインテリア、予算のかからない風水のコツ

新築を購入したら、家具やインテリアにこだわりたいという方は多いでしょう。

ただ、家具やインテリアにこだわればこだわるほど、お金がかかってしまうイメージがあります。
できれば節約したいですよね。

ここでは予算のかからないインテリア風水のコツや、新築マンションにおける家具の予算などをご紹介します。

新築時に考える、良いインテリアのヒントとは

新築時にデザインを良くするには、与えられた予算内で空間を最大限に活かすことが求められます。

最初から複数の部屋を作るより、大きな空間を用途に合わせて区切る方法もあります。
けして、大きな家の方が暮らしやすいというものではありません。

壁や間仕切りの少ない生活空間にしておけば目的に応じて床や天井、壁のデザインで自由度の高い空間を確保できるからです。
そのために鍵となるのがインテリアです。

例えば、新築の1階には壁のない大きな一つの空間があり、そこにリビング、キッチン、ダイニングを作ります。
ダイニングとリビング、キッチンは壁で区分けするのではなく、インテリアや壁の色、デザインやトーンに変化をつけることで視覚的に、あるいは導線や機能で区分するのです。

視覚的な変化をつけるには、壁紙がポイントになります。
壁紙は、低予算で資材を調達でき、即日工事で雰囲気を替えることができます。

また、色やデザインを貼り替えるだけで見た目が変わるだけでなく、風水的にも繰り返し家のエネルギーを再生し、、住んでいる人の気持ちをリフレッシュしてくれる効果があります。

リビングにソファを置いてみるのも良いです。
リビングとキッチンの間にはダイニングがあり、人が集まり、おいしい料理の香りや笑顔が響き合います。

そんなシーンを創り出すために明確な目的を基に考えられた空間は、風水としても気の流れが滞ることがなく、お客様の毎日を演出する機能と恩恵をもたらしてくれます。

新築では、素材・家具・壁紙にインテリアや遊び心を

新築の家づくりではインテリアや壁紙に遊び心を取り入れることをおすすめします。

大きな空間を複数の用途に使い分ける場合、それぞれを視覚的に分けましょう。
床、壁紙、天井のデザインに視覚的な区切りを作ると良いです。
このように視覚的を利用すると、センスの良さや遊び心がインテリアや空間を刺激して、住む人も楽しい気持ちにしてくれます。

床は、「大理石」と「木」の素材を使って組み合わせるのも良いです。
メインの床を大理石、壁際にフローリングといった組み合わせで設定し、そこにカーペットやタイル、石などを自由に組み合わせるとおしゃれです。

天井は、凹凸やアクセントのある装飾パネルをつけてみるのも良いでしょう。
天井の高いリビングは、ゆったりとしたスペースを設けてインテリアを配置します。
ダイニングは、少し天井を低くしてテーブルに座った人の距離を縮めます。
天井とインテリアまわりの空間を工夫するだけで、用途の違う空間を演出できます。

単調になりがちなデザインも遊び心を加えれば、部屋で過ごす人の気持ちも変わります。
予算をかけない壁紙にちょっとした工夫を取り入れてみましょう。
壁を塗る色に一工夫するだけでも有効な場合があります。

風水の知恵は、効果的な方位や色、デザイン、素材を選ぶときに効果的なヒントを与えてくれます。
インテリアデザイナーになった気持ちで大胆にクリエイティブなアイデアを出してみましょう。
1つの空間に異なる区分を一つ一つデザインすれば、3つのライフシーンを楽しむ、あなただけの空間ができ上がります。

新築の設計段階から風水の法則を知っておこう

新築の家には、新しい装飾品やお気に入りの絵画、思い出の写真を飾ってみたくなります。

風水では、家にある写真や絵画、装飾品などが意外な幸運や不幸をもたらすと考えられています。
家や会社を新築する際には、全体のイメージや設計を考える段階から風水の法則を使っておくことが重要です。

理想的には、予算を無駄にしないためにも、設計段階から風水の法則を使うことをおすすめします。

「気」は日常の中で習慣的に外から持ち込まれます。
誕生日や記念日に贈られた絵画やイベントでもらった記念品、気まぐれに買った美術品、花やプレゼントなども「気」を創り出します。

新築の家に飾り付けた装飾品や骨董品のコレクション、家具や旅行先のお土産は、私たちの気持ちを無意識に刺激し、満足させてくれます。
持ち込まれたものが家や会社にもたらす影響を見逃さずに考慮しましょう。

生活空間やインテリアだけでなく、空間に持ち込まれるものから受ける幸運のエネルギーを逃すことなく、調和のとれた人生を手に入れるためには、家の造りだけでなく、身のまわりの家具、調度品などが直接もたらす風水の影響にも注意が必要です。

予算のかからない寝室風水①

寝室は、新築の家で暮らす人の健康や人生を作る大切な生活空間です。

風水では、人が寝ている間が最もエネルギーの流れに無防備だと考えられています。
寝室のレイアウトやインテリアは、寝ている間の「気」のエネルギーを上手く利用する大切な場所です。

ベッドの頭や足が直接向いている窓は風水ではNGですが、ベッドの横にある窓は幸運をもたらします。
ベッドの横の窓は、宇宙の龍の息を招き入れると考えられているのです。

さらに窓から庭や木々が見えたり、鳥たちの声が聞こえる場合は、最高の成長や幸運をもたらしてくれます。

色のコーディネートは、予算をかけずに風水の効果を取り入れるために欠かせない手法です。
色選びのコツは、陰陽のバランスを取ることです。

本質的に「陽」に傾きいすぎるカラーコーディネートは良くありません。
眠りにつく寝室は、少しだけ「陰」な状態の方が適しています。

例えば、北、東、南東の寝室なら「水」をあらわす青色が適しています。
色調の濃い紺や黒は「陰」が強くなるため淡い青色を使いましょう。

赤は、「陽」がとても強く活発なエネルギーを求める新婚や若いカップルにおすすめします。
逆に静かに眠りたい方には淡い緑などを使います。

インテリアの中で風水上、気をつけたいのは鏡の扱いです。
寝姿を映す鏡は、不倫の原因となる第三者や霊を呼び込んでしまうと考えられているからです。
他の用途や空間では、良い効果を発揮する鏡も寝室では慎重に取り扱いましょう。

予算のかからない寝室風水②

家を新しく建てる時も土地の形状や規制によって、さまざまな問題が発生します。
天井や壁にできてしまった傾斜や凹凸ができてしまうこともあります。

そんな新築の家で起こる問題にも風水の知恵を利用してマイナスを軽減したり補うことができます。
天井の傾きで狭くなったスペースには常に照明をつけておくことでネガティブな気を改善できます。

「火」を示す赤や照明は、「陽」のエネルギーをもたらします。
赤は南、南西、北東の部屋に相性がよく、若いカップルにや良い影響を与え、恋愛にも活力を与えてくれると考えられています。

逆に熟年カップルや安らかな時間や眠りたいスペースには、良い影響を与えない場合があるので注意が必要です。

風水の考え方はインテリアの形状や配置、数量にも応用できます。

活発な赤は、寝室に多量に配置すれば安らかな夜の睡眠を妨げてしまう場合があるので適度な配慮が必要です。

2つのシングルベッドをダブルベッドとして使う場合は、ヘッドボードでつなぎ夫婦関係の分断をあらわす形を補います。
夫婦で別々のベッドに寝る場合は、最初から別にしましょう。

風水上マイナスのあるベッド周りにはプラスを補う置物やリネン、インテリアの色で調整できます。

新築マンションにおけるインテリアや家具の予算

新築一戸建てで一世帯当たりに使用された家具、家電、インテリアの平均額は、約175万円程と言われています。

新築マンションの場合の一年以内の平均額は、約118万円程です。
このように見ると新築のマンションより、一戸建ての方が予算がかかることがわかります。

また、購入されている品目の内訳は、カーテン、照明器具、ルームエアコン、テレビが50パーセント以上を占めます。
テレビなどの家電にはテレビ台などの家具が必要になります。

新しいリビングやダイニングには、応接セットやソファ、ダイニングテーブル、インテリアやカーテンに合う調度品や時計、新調したベッドに合うお布団やリネン、洗濯機や冷蔵庫を支えるボードやカーテン、間仕切りを買う人もいるでしょう。
そんな買い替え傾向の高いアイテムは、全体の30パーセントを占めています。

予算のかかる冷蔵庫や洗濯機を購入すれば、さらに予算がかかる場合もあります。

新築の家にかかる予算は、家づくりの設計段階からインテリアや家電の配置などを組み立てましょう。
そうすることで無駄なインテリアや家電の購入や買い替えを無くすことができます。
また、予算を抑える結果にもつながります。

新築をきっかけによく購入・買い替えされている品目のリストは、予算を抑えるために有効に活用するためのヒントを与えてくれます。

しっかり考えて予算を組もう

新築や新築マンションでの暮らしは心が弾むものですよね。

しかし、浮かれ気分でインテリアや家具を買い漁ってしまうと、後悔する可能性があります。

必要なものを必要なだけ購入することを意識して予算を組みましょう。

また、荷解きが落ち着いたら、安くて品質のいい組み立て式の家具の購入をオススメします。