マットレスの掃除してますか?お手入れ方法をご紹介します!

ベッドのマットレスってお手入れしてますか?
最近はお布団で寝るよりも、ベッドを使っているお宅が多いですよね。
しかしベッドのマットレスってお手入れをしていない人多いのではないでしょうか??
きちんとお手入れをしていないと、ダニが発生したりカビが生えたりして大変なことになります。
今回はマットレスの掃除とお手入れ方法をご紹介します。

マットレスのメンテナンスの基本

お布団やシーツ、ベッドパッドなどの掃除はすると思いますが、マットレスの掃除も絶対にしましょう。

マットレスはへたれてペチャンコになってしまうと、マットレスの役割を果たさなくなってしますので、へたれ対策として1ヶ月に一度、最低でも3ヶ月に一度は上下表裏に変えましょう。

マットレスは重点的に加圧される箇所があるので、こうして向きを変えると加圧が分散されて長持ちするのです。

マットレスに敷いたベッドパットやシーツ、カバーの交換もこまめに行いましょう。

人が寝ている間にかく汗の量は約コップ1杯分と言われています。
なのでベッドパットやシーツの湿気は多く、マットレスへと透過した雑菌や水分や塩分によってマットレス内のコイルを駄目にしてしまいます。

マットレスの湿気をなくすにはマットレスを外して立てかけるのが簡単ですが、簡単に動かせない場合も多いです。
そのタイプのベッドではマットレスを少し持ち上げて隙間を作ります。
その隙間に何か小物を挟んで空間を作ると、風通しがよくなって湿気が逃げていきます。

マットレスの掃除に掃除機を使おう

マットレスにダニが発生した後にマットレスを念入りに乾燥させれば、ダニは死滅します。

このダニの死骸を掃除するのには掃除機を使います。
ダニの餌となる埃や塵を取るためにもマットレスの表裏、側面に念入りに掃除機をかけましょう。

色々な方向に掃除機を動かすのもコツです。
マットレスの繊維と繊維の間にダニが挟まっていることもあるからです。
縫い目のへこんでいる部分も挟まりやすいので、そこも念入りに掃除機をかけます。

ダニの死骸は掃除機ですぐに取れますが、生きているダニは鍵状の足で繊維にしっかりしがみつくため、5分間念入りに掃除機をかけても、20%しか吸いこめないと言われています。

しかし生きているダニは取れなくても、餌となる埃や塵が取れるので、掃除機をかけることは生きているダニにも効果的と言えるでしょう。

極微な埃と塵を取るためにも吸引力の高い掃除機だといいです。
ちなみに掃除機で吸い込まれた生きたダニは、中でダニ同士ぶつかりあって死滅するので掃除機の中で繁殖する心配はありません。

マットレスのダニ、カビ予防のお手入れ方法は??

ダニもカビも発生の原因は湿気にあります。
湿気を溜め続けないことが、カビとダニを発生させないための重要な手入れです。
そのため値の張るマットレスですと、湿気を逃がす空気孔が付いていて簡単に湿気防止ができます。

リーズナブルなマットレスには空気孔がないものが殆どなので、干すなどして湿気を逃すことになります。

シングルサイズのマットレスは女性でも楽に立てられるくらい軽いので、苦労なく干すことができるでしょう。

しかしダブルサイズになると女性にはきついです。
そんな時は丸めたバスタオルをマットレスの左右に差し込んで、 マットレスとフレームに隙間を確保し、風通しをよくします。

窓から入ってくる風で充分ですが、風がない日には扇風機で風を送ってください。

絶対にダニを発生させたくない人は、ダニ対策のスプレーや乾燥器を使うといいでしょう。
スプレーでも乾燥機の熱でもダニは確実に死滅できます。
死骸でもアレルゲンとなるので、ダニを死滅させたとは必ず掃除機をかけて死骸を掃除しましょう。

マットレスに掃除機をするときのコツ

うちにダニなんて絶対いないと絶対の自信がある人もいると思いますが、残念なことにダニの全くいない家というのは存在しないでしょう。
ですからダニを増やさない心がけは絶対に必要です。

マットレスに掃除機をよくかけるのは何より大事です。

しかし、何も考えないで掃除機をかけるだけでは、あまり効果的な掃除にはなりません。先程も触れましたが、上手く掃除機をかけるコツは、ゆっくりかけるということです。

ダニは吸われそうになると繊維にしがみついて中々しぶといです。
なのでこっちもしぶとく長時間かけるしかありません。

具体的な数字で言うと1平方メートルに20秒以上は掃除機をかけたいです。
ダニは頭、足元に集まりやすいので、この辺りは特に丁寧にかけてください。

マットレスだけでは気が済まない場合は敷パッド、ベッドマット、お布団全てに掃除機をかけましょう。

お布団は吸い口に巻き込まれるので少し大変ですが、布団クリーナーを使うと、楽に掃除機をかけられるでしょう。

お布団にもダニはよく発生するので、布団クリーナーはあると便利です。

マットレスについてしまった汚れは重曹で掃除する

マットレスを汚してしまった場合の掃除法をお教えします。

おねしょや嘔吐物で汚してしまった場合、敷布団でしたら天日干しができるので楽ですが、マットレスはそういうわけにはいきません。

拭き取ることが唯一できる手段です。
そこで拭き取るときに重曹を使うのをオススメします。

方法としてはまず、普通に水に濡れたタオルや雑巾で叩くように拭き取ります。
次に濡れている部分に重曹を振りかけてください。

量は少し厚みが出るくらい振りかけます。
そうしたら1、2時間は触らずに放置してください。

この間に重曹が汚れを吸い取ってくれます。
重曹には消臭効果もあるので、おしっこや吐瀉物の臭いも綺麗に取ってくれます。
1、2時間経ったら掃除機で吸い取りましょう。

重曹だけでも効果的ですが、おねしょの場合はクエン酸水をスプレーしておくと更に効果的です。
掃除が終わったら、マットレス内部には水分が留まっている可能性が高いので、風通しをよくして乾燥させましょう。

マットレスを丸洗い!!ベッドクリーニングとは!?

高圧洗浄機ケルヒャーというものを知っていますか?

これはベッドやマットレスを綺麗に掃除するものです。

簡単にご説明すると、高温高圧スチームによってベッドの汚れと洗浄剤をなじませ、ベッドの汚れを浮き上がらせてすすぎ、同時にイオンウォッシュによってダニ退治と除菌を行うというものです。

ベッドの汚れを浮き上がらせてすすいだら、当然のこと汚水が出るので、撒き散らさないためにも汚水を回収します。

そこでエクストラクターと呼ばれる機材を使って汚水を回収します。
タンクが2つあって、キレイな水と回収した汚水が溜まるようになっています。

これだけ大がかりな掃除ですが、フォライヤーで簡単に乾燥ができるので、その日すぐに綺麗になったベッドを使うことができます。

このようなベッドクリーニングは大がかりなだけあって、いつでも実行できるわけではありませんのでご注意ください。

この他にオゾン発生器によるクリーニングもあります。
オゾンはクサヤの臭いを消すほどの消臭効果があり、水道水や食品加工場で使われているほどです。

ベッドクリーニングは色々あるので調べてみるとタメになります。

マットレスもお手入れを

ベッドの上やお布団の下に敷くマットレスをダニ・カビから防ぎ、清潔を保つためのお手入れ方法をご紹介しました。

清潔なマットレスを使用することによって、ぐっすり眠ることができますね。

マットレスを正しくお手入れすることによって、より快適な睡眠環境を作ることができるはずです。

ぜひ、今回ご紹介した方法をためしてよりよい睡眠環境を作りましょう。