掃除のやる気が出ないとき効果的な方法!音楽は関係ある!?

掃除が苦手だって人は、実は驚くほど多いのです。
しかし、掃除をしていない、散らかった、ホコリまみれの家には誰も住みたくないですよね。
そこで掃除したいけどやる気が出ないなんて人は今回の記事を参考にしてみてください。
実はやる気と音楽は深く関係していたのです。

掃除のやる気を出すには音楽をかけよう!

近頃の音楽は携帯端末からのダウンロードが主流となり、CDの売れ行きが下がってきたと言う話を良く耳にします。

しかし、音楽そのものが廃れているわけではありません。

動画サイトなどを利用する人もいれば、ライブ会場に足を運ぶ人も大勢います。
フェスなどの開催数は昔よりも増えていると言われているくらいです。
毎月決まった音楽を配信するサービスをしているサイトも存在します。

それではその音楽は、一体どんな時に聴いているのでしょう。

真っ先に思いつくのはドライブです。
動画サイトには「作業用BGM」と称した長時間の動画がアップされていますし、掃除などの作業時に使うとやる気が上がります。

全国の20~60代の男女それぞれ100名ずつに「普段音楽を聴いているかどうか」「どういう時に聴いているのか」というアンケートを取りました。
すると「聴いている」と回答したのは7割ほどで、そのうち最も多かったのは「家でくつろいでいる時」、2番目が「家事をしている時」という結果になりました。

何処かへ移動する時よりも、やはり作業のお供やリラックスとしての役割が多いようです。

音楽をかけながら掃除をするとモチベーションがあがる!?

音楽を聴きながら掃除などをすると、作業がはかどる、楽しくなると感じる人は多いようです。
これは音楽の効果でやる気がアップしていると考えられます。
特に掃除はひたすら黙々と単調な動きを繰り返すので、その退屈さを吹き飛ばすには音楽はもってこいなのでしょう。

女性はもちろん、男性も音楽をかけながら家事を行うと、かけないでやっている時よりも家事が好きになれると感じる人が1.5倍も存在します。

なお「どうして音楽を聴きながら家事をするのか」と質問したところ、男性はリラックスや音楽そのものを楽しむためという回答が多かったのですが、女性の場合はテンションを上げたいと答える人が多かったようです。

男女平等の世の中ですが、男性が外で働き、女性が家事をするという家庭はまだ数多く残っているはずです。
つまり男性にとっては「家事=気分転換」と捉えられるのです。

一方、女性は「家事=毎日の仕事」と認識している人が多数なので、決してリラックスは出来ません。
そこで気合いを入れるために音楽の力を借りるのだと思われます。

ちなみに音楽を聴かずに家事をする既婚男性は約4種類の作業を行っていますが、音楽を聴きながら家事をしている場合は約7種類に増えているという面白い結果が現れました。

掃除のやる気を出すためにどんな音楽を流したらいいの??

掃除など淡々とした作業が続くものは、単調なのでだんだんやる気がなくなっていきます。
そこで音楽をかけてみましょう。
状況に合わせたおすすめの音楽をご紹介します。

フィドルやバンジョーが使われた軽快なメロディと、ノリの良いテンポで歌うボーカルが組み合わさったカントリーはテスト勉強のお供にいかがでしょうか。
暑い夏に、ベランダなどの屋外を掃除する時にもぴったりですよ。

午前中の家事や仕事を終えて一息つく頃にはシャンソンをどうぞ。
うとうとと微睡みながら聴くも良し、ワインを傾けながら聴くのも良しですね。

掃き掃除をするならハードロックをかけてみるのはどうですか。
激しくかき鳴らすドラムやギター、叫ぶようなボーカルが全身にびりびりと伝わってきます。
勢いに乗って、身体をとことん動かしましょう。

身体を動かすと言えばヒップホップなどのダンスミュージックでしょうか。
踊り出したくなるような曲に合わせて床を磨くのも楽しいですよ。

地道にコツコツと行う窓拭きには、静かで渋い演歌なども悪くありません。
こぶしの利いた歌声に合わせて窓を拭き上げましょう。

とはいえ最終的な結論は「自分が好きな音楽が一番」ということに尽きます。
持っているCDや、ダウンロードした音源から、作業が捗りそうなものを見つけましょう。

音楽でやる気をあげたらお布団の掃除もしてしまおう①

部屋の掃除はこまめにしていても、お布団はかさばるのでなかなか大変です。
とはいえさぼってしまうとダニや埃が溜まります。

そこでやる気を出すために、作業中は好きな音楽をかけてみましょう。
やる気が出たら本格的に取り掛かります。

ダニ対策としては掃除機でダニ発生の原因となるゴミや汚れを吸い取ってしまうのが最も手軽で有効な手段と言えます。
お布団専用のものを使えばさらに効果が上がります。

掃除機そのものを買い直すのは予算的に無理という場合はノズルを交換しましょう。
繊維に絡まっている頑固なゴミもあっという間に吸ってくれます。
お布団に張り付くこともないのでとても使いやすいですよ。

かけ方のコツは、1m四方を1分くらいかけて吸い込むことです。
敷布団の下や掛け布団、羽毛布団にもきちんと掃除機をかけて下さい。
目安としてはお布団一式で10分くらいでしょうか。

なお掃除を終えた後の排気口をお布団に向けてはいけません。
せっかく吸ったゴミやダニが降ってきます。
そしてそれらをまき散らかさないように、掃除中は窓を開けて換気をしましょう。

気を付けるポイントはフィルターです。
どんなに性能が良くても、フィルターが汚れていては意味がありません。
掃除機をかける回数は、最低でも週に2回はかけましょう。

音楽でやる気をあげたらお布団の掃除もしてしまおう②

お布団の掃除は面倒臭いものですが、やる気を出す手段として音楽をかけましょう。
モチベーションがアップしてきたらいよいよ掃除に入りましょう。

お布団を綺麗にするならもちろん掃除機ですが、実はホットカーペットを使う方法もあります。
ホットカーペットの中には「ダニパンチ」という機能を備えたものがあります。
これを使うとダニを死滅させるため、カーペットの温度が上昇するのです。
これで湿気をなくすことが出来ます。

お布団をカーペットの上に敷き、ダニパンチを30分から1時間ほど行いましょう。
そうすれば全部のダニを死滅させることは無理ですが、アレルギー反応などが弱くなるなど、効果は十分実感出来ます。
ダニは50℃以上の高温と、乾燥した環境を苦手としているので、ホットカーペットはまさに弱点とも言えるのです。

これとセットで布団乾燥機も使えばさらに良い結果をもたらすことが可能です。
もちろん、掃除機もきちんとかけて、取り切れなかったダニの死骸やフンを吸い取ってしまいましょう。
これでしつこいダニとも縁が切れるはずですよ。

ホコリの原因はお布団から!?掃除の前に物の整理!!

室内の埃の中心は、糸くずや紙くず、そして人間の髪の毛です。
花粉やダニ、ペットの体毛なども含まれますが、量は少なめです。
埃は常に空気中に散乱しており、人が動くたび、物を動かすたびに舞い上がるのです。

そんな埃を全てなくすことは不可能と言えるでしょう。
しかしちょっと注意をするだけで、量を減らすことは出来ますよ。

まず衣類をしまっている場所は埃の温床です。
思い切って着ない服は捨ててしまいましょう。
床の上などに放置はしないで、きちんとクローゼットやケースに詰めておくことが大事です。

そしてクローゼットの床には物を置かない方が良いでしょう。
散らかっていると、掃除をしようと開けた途端、ごちゃごちゃした床が目に入ってやる気が失せるということが良くあります。

お布団も同様ですが、さすがにお布団をそのまま捨てるのは無理だというならシーツや枕カバーをこまめに洗いましょう。
具体的には最低でも週に1度のペースで洗濯して下さい。

お布団は抜けた髪の毛や、皮膚に付いていた埃がくっつきやすい場所です。
湿気も籠もるのでダニというおまけも付いてきます。
毛布はベランダに出て埃を払うだけでオーケーです。

もしモチベーションが上がらないようなら好きな音楽をかけてみるのもひとつの手ですよ。

掃除のやる気を引き出そう

いかがでしたか??

掃除って始めるまでがなんとなく億劫になりがちですが、いざやって綺麗になった部屋を見ると気持ちが良いものですよね。

どうしてもやる気が出ない方は一度自分の好きな音楽を流してモチベーションを上げてみてはいかがでしょうか。