スマホの電磁波は危険!?枕元に携帯を置いて寝ても大丈夫?

スマホの電磁波は、身体に悪いと言うことを耳にしたことがあります。

しかし、色々な機能やアプリがあるため、寝るまでスマホを離さず使うこともあると思います。

そのため、常に枕元にある場合や、目覚まし機能を使うために枕元に置いておくということがあると思います。

今回は、そんな生活から切り離せなくなっているスマホの電磁波についてお話していきます。

スマホを枕元に置く理由

スマホを目覚まし時計の代わりにしている人達はかなり多いと思います。
その為、枕元にスマホを置いているという人が大多数だと思います。

中には、近くに置いておくとすぐに止めしまうので、敢えて遠くに置いている人達もいますが、手を伸ばせば届くところに置いている人が大半だと思われます。

しかし、昔からスマホやガラケーなどの電磁波は体に良くないと言われています。
特に1日の3分の1に近い時間を使う睡眠時に、枕元にスマホを置いていると体に悪影響があるという噂もあります。

そういった噂の中には、電磁波が脳に吸収されるだとか、脳腫瘍になりやすくなるといった真偽不明の噂まであります。
こういった噂を耳にすると、毎日枕元にスマホなどを置いて寝ている人は、とても気になってしまいますよね。

多くの人がこの噂を耳にした事があるにも関わらず、枕元にスマホを置く事を止めたという話は聞いた事がありません。
枕元にスマホを置いて寝た場合、本当に体に悪影響を及ぼしてしまうのでしょうか。

枕元にスマホを置くと電磁波で悪影響が?

スマホを枕元に置いて寝るのが良くないと言われているのは、電磁波が頭部に届く位置にずっとあるため、頭に吸収されてしまうからだと言われています。

距離が遠ければ遠いほど、電磁波の影響を受けづらくなるとされており、長時間、同じ場所で眠る事になる場所の近くには、ガラケーやスマホを置かない方が良く、枕元などに置くのは、もってのほかだとされています。

スマホを枕元に置いて寝ていた人に、頭痛がしたというケースもあり、また肌への影響も大きいと言われています。

スマホの電磁波はDNAを損傷させ、脳腫瘍や癌や白血病などを引き起こすとまで言われています。

これが本当なのかどうかはわかりませんが、一応日本の総務省は10年近くの調査結果と共に体への影響はないと公表しています。

しかし、国際がん研究機関では、スマホの電磁波が癌を引き起こす可能性があると発表されています。

では、どちらが正しいのでしょうか。

電磁波は悪影響を及ぼす可能性がある

外国の電磁波対策は、日本に比べるとかなり進んでいます。

特にアメリカでは、州によって違いがありますが、電磁波に対する対策をきちんと行っている州もあります。

学校などの施設のそばに、送電線を建設しないといった規制も行われています。

また、海外では電磁波の規制レベルが日本よりも厳しくなっており、既に電磁波は21世紀の公害と呼ばれています。

未成年者のスマホの使用を控えさせるように警鐘を鳴らしていたり、スマホや携帯電話を頭部に密着させないように啓発するといった事も行われています。

発電所や高圧電線の送電の近くでは、人体に不具合が生じるケースが多発しています。
頻繁に鼻血が出たり、片目だけ無意識に瞬きしてしまうようなチック症状が出たり、イライラピリピリしていたり、腸の調子が常におかしくなったり、異常な眠気が出るなど、様々な困った症状が現れるそうです。

こういった症状は、高圧電線の近くに住む人などが多く体験しており、子供が良く鼻血が出るようになって止まりにくくなったといった症例もあります。

そのため、枕元にスマホや携帯電話を置かない方が良いとも言えますね。

カナダではスマホの利用に注意勧告

日本では、スマホは電磁波が出て危険かもしれないので、枕元に置かないように。などとは言われていませんし、聞いた方も眉唾な話と受け止めるので、あまり真剣に電磁波の事を考えている人はいません。
しかし、海外の国は電磁波の危険性を公表していたりします。

カナダでは、スマホの利用に注意するように勧告が出されています。
国際がん研究機関(IARC)が、スマホが癌の原因となる可能性があると公表して以来、スマホの電磁波は極力避けるべきだと勧告するようになりました。

特に、未成年の子供のスマホの使用は、出来るだけ避けた方が良いと言われており、大人の4倍以上の危険性が潜むとも言われています。

スマホの取扱説明書を良く見てみると、「ハンズフリーやヘッドフォンなどを使用してください」や、「スマホの持ち運びの際は、人体から5mm以上離すように」といった事が記載されています。

こういった事を出来るだけ行う事で、電磁波の被害から身を守ることが出来るのではないでしょうか。

枕元に置いても大丈夫なスマホの電磁波対策 その一

昼間の電磁波対策は、ヘッドフォンやハンズフリー機能を使う事によって対策出来ますが、就寝時は、長時間、スマホを定位置に置きっぱなしにするので、きちんと対策しておきたいものです。

特に、スマホのアラームを目覚ましにしている場合は要注意です。
枕元にとても近い場所に置いておくと、電磁波の影響を受けてしまう恐れがあります。

枕元にどうしてもスマホを置かなければならない場合は、機内モードに設定しておくと電磁波が少なくなると言われています。
これならば、影響を最小限にしつつ、自分の手が届く範囲内にスマホを置いておけます。
機内モードだと電波が遮断されるので、通話やメールの受信などが出来ないのがデメリットです。

ですが、機内モードを解除すると、その間にあった着信やメールを確認することが出来ます。

少し不便ですが、寝ている間に着信音で起こされる事も無いので、悪い事ばかりではありません。
毎日、機内モードに設定出来る人は、この機能を活用してみるのも良いでしょう。

枕元に置いても大丈夫なスマホの電磁波対策 その二

寝る前にスマホをいじっていて、そのまま寝落ちしてしまい、スマホは枕元や自分の体のそばに落ちたまま・・・こういった経験をした人は多いのではないでしょうか?

また、気が付いたら寝落ちしてしまって、スマホを体の下敷きにしていた人も結構多いかと思われます。

動画などをベッドの中で観ている人も多いですが、動画が連続再生されるような状況で寝てしまうと、睡眠中もずっと再生されています。
身体のそばにずっと稼働中のスマホがあるのですから、こうなってしまえば電磁波の影響は避けられないでしょう。

隣で家族が寝ている場合、家族まで電磁波の影響を受けてしまいます。

スマホを観ていない・使っていないのにフル稼働させてしまっていても良い事は無いので、睡魔に襲われ始めてうとうとし始めたら、スマホは機内モードに変更し、その後に眠りに就くようにしてください。

毎日スマホで動画などを観ていて、流したまま寝落ちする人は少数派だと思われますが、チリも積もれば山となります。

健康被害のリスクが指摘されていますから、寝る前のスマホはほどほどにしておくのがおすすめです。

電磁波は、出来る限り予防しよう

スマホの電磁波は身体に悪影響があるとは、限りません。しかし、予防出来ることは予防しておくに越したことはありません。

病気に対しても同じことが言えます。

機内モードにするだけでも、影響が少なくなることを考えたら簡単なことですよね。

色んな話があるので、スマホの電磁波は悪いと決まった訳ではありませんが、色んな可能性を考えておくと良いと思います。