お布団についた血液は洗濯で消える?感染する病気はある?

怪我をしている時など、そのままお布団に入ってしまい、朝起きるとお布団に血液が付着・・・なんて経験、ありませんか?

お布団に付着してしまった血液は、洗濯で落とすことが出来るのでしょうか。

また、付着した血液から感染する病気はあるのでしょうか。

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お布団に付着した血液、洗濯で落とせる?

布などに血液が付着した場合、すぐに水に浸けて下さい。そんなに時間が経っていなければ軽く水で流すだけで、ある程度は落とすことが出来ます。
後はそのまま洗濯してしましょう。

なお使うのは必ず冷水にして下さい。
お湯では血液内に含まれるタンパク質の性質が変わり、落ちなくなるのです。
最高でも40℃以下の水を使いましょう。放っておくとシミになるため、見つけたらすぐに洗うことが大事です。

もしもなかなか落ちなければセスキ炭酸ソーダに浸けるか、酸素系の漂白剤の中に重曹を混ぜたものを塗り付けてから、少し手で擦ってやりましょう。
それから洗濯機に入れます。

シーツなど大きめの布はシャワーを使うと便利です。
毛布やタオルケットなら血が出なくなるまで揉み洗いをします。

付着した血の量が少しだけなら、濡らしたタオルで血が染み込んだ部分を叩いてやると良いですよ。
タオルに汚れが移ったら洗い、それを汚れが落ちるまで繰り返すだけです。
オキシドールを使えば効果が上がります。

お布団の中や素材にまで達していたら、クリーニング屋さんに持っていきましょう。
血液感染する病気もあるので、出来るだけ清潔にしておきたいところですね。

お布団を自分で洗濯する方法と手順①

血液などが付いてしまったお布団は専門業者に任せることが多いかもしれませんが、自分で洗濯することも可能です。
必要なのは「お布団用の洗濯ネット」「おしゃれ着に使う洗剤」「柔軟剤」の3つです。

洗濯ネットは1,000円ほどで手に入ります。
値段は高めですが、これがなければお布団が傷んだり、破けてしまうことが多いので、ひとつでも持っておくといざという時に役立ちますよ。

まずは洗濯機に合わせた大きさに畳みます。
あまりにもぎりぎりだと水に浸かってくれないので、溜めた水よりも低くなるように畳んで下さい。
またネットの大きさも考慮しましょう。

最適なサイズが分かったら、お布団を縦方向にして、長方形になるように折っていきます。
屏風をイメージして下さい。
あのような3つ折りです。折れたら端から丸めて下さい。
するとドラム缶のような形になります。

このまま洗濯ネットに入れれば、洗濯機にも綺麗に収まります。
血液から病気が感染しないということもないので、やはり汚れは早めに落としましょう。

お布団を自分で洗濯する方法と手順②

お布団に血液が付くと、感染症などを引き起こす可能性もあるかもしれないので、早めに洗いたいところですよね。
もしお布団を自分で洗濯するなら、洗濯機では「毛布コース」や「大物洗い」を選択して下さい。
なければ「手洗いコース」を選んで下さい。

コース選びの時は、お布団を洗濯槽に入れないで、その前に洗剤液を洗濯槽の中に作っておくことをおすすめします。
これならお布団全体に洗剤が染み込むので、洗いきれない場所はありません。
お布団を入れた後に洗剤を入れると、むらになってしまったり、洗剤が溶けきれないことが多いのです。
そのため、洗濯槽に水を溜めたら、まず洗剤を溶かしてからお布団を入れるようにしましょう。

洗剤を取り切るために、濯ぎはきちんと行って下さい。
そうしたら洗濯機を止め、今度は柔軟剤を入れます。
この時、自動で入れるようにしておくと、原液がお布団にかかることがあるので、柔軟剤は手で入れましょう。

最後に5分ほど手洗いコースを起動させ、脱水を1分ほどやればオーケーです。
後はベランダなどに持っていって乾かすだけですね。

血液から感染する病気ってどんなものがある?

血液から感染する病気にはB型肝炎、梅毒などと挙げていったらきりがないくらいの数が存在します。
軽く触っただけでは何ともありませんが、小さな傷などから入り込んだり、母乳を通して赤ちゃんへと感染することはあります。
身体の中に取り込んだ場合、病気にかかるのです。

病院では最初から全ての患者が感染症にかかっていると想定した上で予防を行っています。
これを「スタンダードプリコーション」と言います。
1回何かを行うたびに手洗いをするなど、大袈裟かもしれませんが、対策としては間違ってはいません。
病気にかかってからでは遅いので、過剰なくらいがちょうど良いのでしょう。

ハイターで漂白すればそれで十分です。
素手で洗うのは感染に対しても、肌に対しても良くありません。

C型肝炎に関しては血液だけとは限らず、唾液、尿、便からも感染します。
それでも手洗いを欠かさない、うがいもこまめにする、血液の付いたものはすぐ洗濯をする、などを行えばまず心配はありません。

血液から感染する病気と予防法

血液感染症とはその名の通り、血液が傷や粘膜に付くことで発症する病気のことを指しています。
先程も少し触れましたが、主な病名は「AIDS」「C型肝炎」「B型肝炎」「梅毒」の4つです。

この中でワクチンがあるのはB型肝炎だけですが、日本では予防接種が必須というわけではありません。
一方アメリカやイギリス、ドイツなどの先進国では定期的に打つようにと決められています。

外国を訪れた際、病院を利用した時に、衛生状態が良くない場合や消毒が不十分だと感染する確率が上がります。
これに対しては病気について詳しく知ることと、ワクチンを打つことで免疫を付ける必要があります。
B型肝炎だけでも十分な予防ですので、機会があれば接種しておきましょう。

病院は消毒と、汚物の処理と管理がきちんと行われているところを選びましょう。
大使館に問い合わせて、あらかじめ目星を付けておくことをおすすめします。

もし怪我人の手当などをする場合は、素手で触ってはいけません。
傷口から相手の血液が入り込む可能性があります。
予防をするために出来るだけ、衣類に血液が付着したらすぐに洗濯をするように心がけましょう。

2つのことを頭に入れ、HIVの血液感染を防ぐ

血液から感染する病気として知られているもののひとつが「HIV」です。
危険な病気ですが「アルコール消毒をすれば感染力は失われる」「HIVの患者の血を触っても感染するわけではない」の2点を押さえておけば大丈夫です。

もしHIV感染者の血が手足に付いたとしても、皮膚を通して病気にかかることはありません。
そのまま水で洗い流し、アルコールで消毒しましょう。
衣服に付いた時も、水で洗った後に洗濯をすれば大丈夫です。

付いた量が多いようなら、まず30分ほど漂白剤に浸けましょう。
壁や床の血はペーパータオルなどで拭いてから、アルコールや漂白剤を使ってもう一度拭きます。

注意しなければいけないのは、身体の何処かに小さな傷や炎症などがないかという点でしょうか。
HIVのウィルスは、ちょっとしたささくれ程度の傷でも体内に入り込ん出来ます。
この場合にはゴム手袋などを付けて対処しましょう。

出血は些細なことで発生します。
手袋やアルコールなどを用意しておけば、不測の事態にも対応出来ますよ。

汚れてしまったらすぐに洗濯を

お布団に付着してしまった血液を落とすコツはなんといってもすぐに処理をすることです。

時間が経つと洗濯をしても落ちづらくなってしまいます。

また、お湯で洗ってしまうと血液のたんぱく質が変質して汚れが落ちにくくなってしまうので、お湯ではなく水で行いましょう。

汚れが落ちにくいときやシミになった場合には大根おろしやオキシドールの使用をオススメします。